【資源】中国、ミャンマーの海上ガス田購入権獲得　韓国の資源外交敗北[03/22]

1 ：ヘルダイバーφ ★：2007/03/22(木) 14:15:58 ID:???

韓国の資源外交、中国に敗北
中国、ミャンマーの海上ガス田購入権獲得

　韓国が中心になり開発したミャンマーの海上ガス田購入権を中国が手に入れたことは、「スーパーパワー」中国の
前に韓国がどれだけ無力な存在であるかを示すのと同時に、エネルギー専門家らは「これに気付きながら安易に
対応し、数字の上でだけ実績を上げようとした韓国政府の判断がもたらした事態」と指摘する。今回の事態は
「韓国の資源外交の失敗」との指摘だ。

◆韓国政府、中国の動きを軽視し「痛手」

　今年2月、産業資源部第2次官を団長とする約20人の政府使節団がミャンマーに向かった。政府の一部からは
「すでに韓国は購買権決定対象から外された」との話が出ていたときだった。韓国代表が到着した日、チャーター便で
ミャンマー入りしていた中国の唐家セン国務委員（外交担当）はミャンマーの最高位人物と次々接触していた。
一方、ミャンマー政府の韓国使節団への対応はおざなりだった。ある中国専門家は「天然ガス埋蔵量世界10位、
原油埋蔵量32億バレルというミャンマーは東南アジア有数の資源国で、中国の輸入エネルギー量の80%以上が通過する
マラッカ海峡に代わる戦略的輸送拠点」と話す。中国がミャンマー・シットウェー（アキヤブ）港を開港、中国と
ミャンマー西部を結ぶ石油・ガスパイプラインの建設を決めたことも、こうした流れから見るべきだ。
「韓国の技術と資金で開発したから韓国のもの」という韓国政府の主張が受け入れられる余地はない。

http://japanese.chosun.com/site/data/img_dir/2007/03/22/200703220000312insert_2.jpg

◆産油国に強大な権限

　大宇インターナショナルは2000年以降、ミャンマー・ガス田開発に1億5000万ドル（約176億円）投じた。
大宇を含め韓国側開発コンソーシアム（共同事業体）の出資割合は70%に達するが、ガスを誰に売るかは
全面的にミャンマー側に権限がある。大宇インターナショナルは「開発利益のうち最大70%はミャンマー政府が
得る。韓国が出資した70%は残りの利益に対する権利」と話している。産業資源部は21日、「コンソーシアム契約書に
“価格と開発方式はコンソーシアムに同意を求める”というただし書き条項がある」と主張した。だが、
「ミャンマー政府の決定を拒否することは、ミャンマーで事業をまったく行わないことを意味し、
実効性がない規定」と専門家は言う。

◆「数字上の実績重視」資源外交の失敗

　資源外交の成果を上げようと、韓国政府は実際の状況を国民に伝えていなかった。ミャンマーの天然ガス
（推定埋蔵量4.5兆8.5兆立法フィート、最大90兆ウォン＝11兆円相当）を韓国に輸入するには、30億ドル
（約3520億円）前後の液化天然ガス（LNG）施設を追加設置しなければならない。ある専門家は「LNG方式は生産量に
して年700万トンが損益分岐点。韓国政府が計画している270万トンは採算に合わない」と話す。液化天然ガス生産
設備建設には別のコンソーシアムを作り、海外から資金を集めなければならない。

　にもかかわらず、政府がミャンマーのガスを輸入しようとしているのは、慢性的なガス不足があるからだ。ガスの
輸入単価も台湾に並び最も高い。2005年以降、韓国は天然ガスが年200万トン不足している状況だ。05年冬には備蓄量が
2回も政府設定の最低値を切った。政府高官は「13年以降は長期ガス導入契約量が不足している。ミャンマーのガス田は
最も確実な中・長期的供給基地だった」と話している。

方聖秀（パン・ソンス）記者

朝鮮日報／朝鮮日報JNS

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/22/20070322000031.html

関連スレ
【中韓】韓国が開発した「ミャンマー・ガス田」が中国の手に！？[03/21]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1174447244/