ttp://www.nikkei.co.jp/keiki/houjin/ 10―12月期の法人企業統計、設備投資16.8%増 <日経、3、5>
財務省が5日朝発表した2006年10―12月期の法人企業統計によると、全産業の設備投資額
は14兆1152億円で、前年同期に比べ16.8%増加した。前年の水準を上回るのは15期連続。
国内総生産(GDP)を推計する基礎となるソフトウエアを除いた設備投資額は同17.6%
増の13兆1699億円となり、季節調整して前期と比べると5.2%増加した。
ソフトウエアを含めた設備投資の内訳をみると、製造業は前年同期比15.4%増の4兆8400
億円、非製造業は17.5%増の9兆2752億円となった。
同統計は金融・保険を除く資本金1000万円以上の約2万社が対象。全産業の売上高は前年
同期比7.0%増の382兆6743億円で、このうち製造業が7.0%増の117兆7237億円、非製造業
が7.0%増の264兆9506億円だった。経常利益は8.3%増の14兆9678億円で、製造業は14.8%
増の7兆2396億円、非製造業は2.9%増の7兆7282億円。〔NQN〕