【大阪】国有地を不法占拠していた在日韓国・朝鮮人、市営住宅に集団移転…伊丹で鍵引き渡し式[2/16]

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1ポリリーナφ ★
在日韓国・朝鮮人集団移転、伊丹で鍵引き渡し式

大阪(伊丹)空港の北西に隣接する国有地で、在日韓国・朝鮮人を中心に200人以上
が暮らしてきた兵庫県伊丹市の中村地区(3.4ヘクタール)で、住民の集団移転の
ための市営住宅(1期分、50戸)が同地区の南側の隣地に完成し、16日、鍵の引き
渡し式があった。1941年からの空港拡張工事で徴用された労働者が住居を建てて
集落ができたが、戦後に転入したケースもあり、国が不法占拠とみなしたため下水道
や防音設備が整備されずに住環境が悪かった。国や県、市と住民が01年から交渉し、
この日の引き渡し式にこぎつけた。

市営住宅近くの集会所であった式には同地区の住民約40人が出席。入居者の代表が
藤原保幸市長から鍵を受け取った。中村自治会長の丹山判同(はんどう)さん(63)は
「戦中の飛行場建設から始まり、長い時代、不正常な状態で住んでいたが、戦後処理の
一つの形として軟着陸できた。高いハードルだったが、住民も正面から取り組んだ」
と話した。

市によると、同地区には03年4月時点で事業所と住宅が計208棟あり361人が生活
していた。現在は移転補償契約の成立で建物の一部を取り壊しつつあり、115世帯
264人が住んでいる。来年1月には新たにもう一棟の市営住宅(2期分、45戸)が
完成する予定。地区外へ転出する人も含めて08年3月までに全体の移転を終えたい
考え。

ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200702160070.html