【中国】中央電視台が放送する日本ドラマ『牡丹と薔薇』、「倫理に反する」と非難を浴びる[01/24]

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CCTV放送の日本ドラマ、「倫理に反する」と非難を浴びる
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中央電視台ドラマチャンネル(CCTV-8)が最近放送している日本のドラマ「牡丹と薔薇」が、
姉妹が愛し合うなどの倫理に反する内容に及んでいる。
国家広電総局は、本紙に対し、CCTVが自ら審査し自ら放送することを認めているとし、
「牡丹と薔薇」の具体的な内容まで審査はしていなかったと述べ、
「牡丹と薔薇」が倫理に反するかどうかは、事実確認のうえ処理すると語った。

この国家広電総局の職員は、「我々は『牡丹と薔薇』の具体的な内容に決して詳しくないので、
今のところいかなる論評をする必要がない。CCTVはこれを改めることに発言権を持っており、
彼らの見解を聞かねばならない」と述べた。

これについて記者は、ドラマを導入する責任を持ったCCTV国際部の責任者を取材した。
この責任者によれば、CCTVが放送するにあたって、倫理を乱す暴力的な場面や、
日本民族に関すること、日本の作家による極端なものごとは全てカットして放送していると言う。
新たに吹き替え、編集したバージョンでは、姉妹の深い感情をシンプルに描き、
日本の一般人の生活を反映させているという。

このドラマに対する視聴者らの論争について、CCTV国際部の責任者は、
「それは一部の人が別のチャンネルで原版を見たのだろう。CCTVの放送したものではない。
視聴者が客観的、公正的にCCTV放送のバージョンを扱うことを願う」と語った。
[ 北京ニュースセンター23日電 記者:軼[王韋] ]

★ ソースは、香港文匯報 [香港] とか。
http://paper.wenweipo.com/2007/01/24/CH0701240020.htm (中国語・繁体字)

★ 画像。
ttp://www.singtaonet.com/ent_focus/W020070125607151611596.jpg (星島環球報[香港])