本日(もう昨日ですか)29日夕、台湾の報道各社は、一斉に台湾の中高生が
新学期から使う歴史教科書の大幅改定を報じました。
http://nse.yam.com/bin/search.dll?k=%b1%d0%ac%ec%ae%d1 例を挙げれば、「國父孫中山」は「國父」敬称が削られ、「孫中山先生(さん)」
となり、「我國」「本國」「大陸」は「中國」に、そして、日本統治時代は
「日據(虜)」から「日治」に改められました。
社会の情勢変化に合わせ、客観・中立的な立場から改定したとされていますが、
統一派の一部議員からは猛反発もあったようです。
台湾は中國と異なる國家であるという姿勢を明確にしつつあり、学生が使う歴史
教科書の改定は、アイデンティティ確立に大きな影響を与える転換だと感じます。
日本でこの記事を報じるとしたら、産経くらいでしょうか。相変わらずの報道管
制には苦笑してしまいます。