中国企業によるオーストラリアのウラン資源探査会社への出資や提携が相次いでいる。
豪中両政府が4日にウラン輸出協定を批准し、2007年上期にも対中ウラン輸出が
解禁されるのをにらんだ動きだ。
鉱区の探査、開発段階から関与することで価格交渉などで
優位な立場を確保する狙いがあるものとみられる。
中国の国策投資会社、中国国際信託投資公司(CITIC)は豪子会社を通じ、
06年12月に豪マラソン・リソーシズ社の株式6.25%を約360万豪ドル(約3億4000万円)で取得。
これに先立つ10月には約220万豪ドルを投じ豪サザン・ゴールド社に7.5%を出資した。
いずれもウラン鉱床の多くが集まる南豪州でウラン探査を手掛ける資源開発会社だ。
日経
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20070105D2M2901I05.html