【ハノイ4日共同】
ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児の弟として生まれた
グエン・ドクさん(25)が12月に結婚するのを前に、日本で20年以上支援を続けてきた
「ベトちゃんとドクちゃんの発達を願う会」(代表・藤本文朗滋賀大名誉教授)が
新婚生活を始めるための資金の寄付を呼び掛けている。
ドクさんは1988年に兄ベトさんとの分離手術に成功。
2人は現在、ベトナム南部ホーチミン市のツーズー病院で暮らす。
ベトさんは脳症の後遺症で寝たきりの状態だが、ドクさんは住み込みでコンピューター事務の仕事に従事してきた。
ドクさんは結婚を機に病院を出てグエン・ティ・タイン・テュエンさん(24)と市内で新婚生活を始める予定だが、
家賃など新生活を始める資金が不足しているという。
願う会事務局長で福井県若狭町立三方図書館の河原正実副館長は
「2人が自立した生活を始められるよう力を貸して」と呼び掛けている。
募金振込先は口座名「ベトちゃんとドクちゃんの発達を願う会」、(諸事情に付き略
ソース 共同通信
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