■【386スパイ】「国家機関の保安技術が北に流出した可能性も」
386世代スパイ組職「一心会」の中心人物と見られているチャン・ミンホ容疑者(44=逮捕=)が国家機関の
中核となる保安技術を北朝鮮に引き渡していた可能性があることが分かった。また京仁テレビ買収にも介入
を試みていたのではないかとの疑惑も取りざたされている。
野党ハンナラ党の李啓卿(イ・ケギョン)議員は31日、国務調整室の国政監査で「チャン容疑者が今年初め
まで代表を務めていたITソリューション企業‘メディア・ウィル・テクノロジー’社は情報通信部傘下の韓国情報
保護振興院や健康審査評価院などを主な顧客としていた。このため北朝鮮に情報が流出していた可能性もある」
と指摘した。
李議員は「チャン容疑者は米国市民権保持者であることを利用し、北朝鮮の工作資金を受け取った後、韓国に
投資する形でIT企業の買収・合併によりインターネット保安関連技術を北朝鮮に流出させていた可能性がある」と
している。また、チャン容疑者に取り込まれたことが分かっているソン・ジョンモク容疑者(42=逮捕=)についても、
「ソン容疑者は国家情報院付設研究所の情報保安広報を担当していた会社のE メールを持っていた。盗まれた
情報がなかったかどうか、取り調べるべき」と述べた。
また、同党の金映宣(キム・ヨンソン)議員は情報通信部の国政監査で「チャン容疑者は1998年5月から99年10月
まで情報通信部傘下の“I−PARK(海外IT支援センター)シリコンバレー”でマーケティングマネージャーを務めて
いたが、これはチャン容疑者が政府のIT政策樹立に関与する過程でさまざまな情報に接していたということ。
情報が流出していたのかどうか、確認すべき」と述べた。98年5月〜99年10月までの間に、チャン容疑者が政府から
受け取った給与は10万980ドル。当時のレートで1億2000万ウォン(約1500万円)に相当する。同党の金泰煥
(キム・テファン)議員は「当時チャン容疑者は米国のシリコンバレーで開催した‘コリアITシンポジウム’主管チーム長
を務め、参加を希望している韓国内の有望IT企業から事業計画書の提出を受けていた。チャン容疑者はこれを北朝鮮
に報告していた可能性もある」と言う。
同党の朴贊淑(パク・チャンスク)議員は同日、放送委員会の国政監査で「チャン容疑者が代表だったメディア・ウィル・
テクノロジー社は、京仁テレビ2大株主のM社(持分12.43%)の子会社。“チャン容疑者はM社代表の大学の後輩で非常
に親しく、京仁テレビだけでなく地上波DMB(モバイル用デジタルテレビ放送規格、韓国版ワンセグ)事業にも関与して
いた”という証言もある」としている。
ソース:朝鮮日報 記事入力 : 2006/11/01 19:00
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/01/20061101000063.html 関連:
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