北韓に対する融和政策を始めた金大中政権以後、
韓国から北韓に流れた現金が3兆5000億ウォンに達すると、
国会財政経済委員会のチェ・キョンファンハンナラ党議員が、17日、
財政経済部の国政監査に先立ってマスコミに配った資料で明らかにしました。
具体的な支援の内訳をみますと、
▼開城工業団地の事業権と土地使用料 5億2000万ドル、
▼金剛山観光代価 4億5600万ドル、
▼南北間の交易赤字 1兆3000億ウォン、
▼2000年の南北首脳会談の際、
当時、金大中大統領が北韓に送金したとされる4億5000万ドルなど、
韓国から北韓に送られた現金は、合わせて30億ドル、
およそ3兆5000億ウォンにのぼるとみられるということです。
これは金大中政権が発足した1998年から去年2005年末までの
北韓の輸出総額58億2000万ドルの52%に値します。
チェ・キョンファン議員は、
「北韓に渡された30億ドルを全額核開発に転用したと仮定した場合、
北韓は4つから10のプルトニウムの核爆弾を製造できたはずだ」と主張しました。
ソース:KBS
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_detail.htm?No=25115