■政府、北朝鮮の動向監視や国内の警戒態勢強化
政府は14日午前零時に北朝鮮への追加制裁を発動したことなどを踏まえ、
北朝鮮の動向の監視や国内の警戒態勢を強化している。安倍晋三首相は
衆院補欠選挙の応援で週末は東京を離れるが、緊急時はすぐに官邸に戻る
準備を整えている。防衛庁、警察庁、海上保安庁も24時間体制で情報収集や
テロ防止策の徹底などに当たっている。
首相は14日午後に神奈川、15日は大阪で選挙応援をする。北朝鮮による
新たな核実験やミサイル発射などの兆候があれば直ちに帰京する予定で、
「状況次第ではヘリで官邸に戻る選択肢もある」(政府筋)という。留守番役の
塩崎恭久官房長官は都内の自宅に待機。他のスタッフも「30分以内に官邸に
参集できる態勢」をとっている。 (16:01)
ソース:日経
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061014AT3S1302I14102006.html