北朝鮮が実際に核実験をやったのかという疑問が国際社会で噴出している中にあって、
ロシアだけは北朝鮮の核実験が事実だと強く主張している。
北朝鮮が行ったという核実験の規模が、TNT火薬で1000トン分にも満たないという
各国の分析結果が出ているにもかかわらず、ロシアだけは爆発規模が(TNT火薬で)5000トンから1
万5000トンに達するという独自の主張を繰り広げている。
これに関して、野党ハンナラ党の孔星鎮(コン・ソンジン)議員は13日、国防部に対する国会の国政監査で、
「ロシアが北朝鮮の核開発を支援していたという説について、いくつかの情報がある。
ロシアが冷戦時代に行使していた影響力を取り戻すため、北朝鮮に秘密裏に核技術を移転していたという情報、
また北朝鮮が水平形状のトンネルで核実験を行ったのが事実であれば、
ロシアがこれを支援した可能性があるという主張も、軍事専門家の間で出ている」と主張した。
孔議員はまた、「北朝鮮駐在のロシア大使が北朝鮮外務省から呼び出され、
核実験の計画を正式に伝える書簡を直接受け取った」と主張し、
「北朝鮮が核実験の計画をロシア側に伝えるため、書簡まで用意していたとすれば、
これは(ロシアの支援があったという)疑惑を助長するものだ」と述べた。
これまでにも、ソ連崩壊当時にロシアの原子力科学者や核技術が北朝鮮に流出したという説はたびたび出ていた。
権大烈(クォン・デヨル)記者 ソース朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/14/20061014000012.html 関連
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http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1160769329/