統一部長官「包容政策の廃棄・修正は必要なし」
2006/10/10 14:24
【ソウル10日聯合】統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官は10日、北朝鮮の核実験強行による
対北朝鮮政策修正の可能性について「平和繁栄政策全体が問題になっているのではない。対北朝
鮮包容政策の廃棄や全面修正が必要とは思わない」との考えを示した。国会・統一外交通商委員会
で述べたもの。
しかし、核実験で南北関係の調整が不可欠な状況になっているため、韓国が推進してきた政策に
ある程度の変化は避けられないとしている。
与党議員が今回の事態を対話で解決すべきと指摘すると、李長官は対話も重要だが国際社会の
共同対応も重要だと強調した。ただ、各分野において対話の必要性は強調される必要があると説明し
ている。野党議員が「政府の太陽政策が核爆弾となって戻ってきた」と批判したことについては、太陽
政策ひとつのために北朝鮮が核開発を行ったという言葉には同意しないと反論した。
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=200610101319331&FirstCd=01