47年ぶりに市民の元へ帰って来た清渓川(チョンゲチョン)が復元1周年を迎えた。ソウル市は
9月29日から10月1日までこれを記念する祭典を企画して、様々な行事が披露されている。
なかでも清渓川のシンボルモニュメント『スプリング(Spring)』の竣工記念式がネチズン達の
注目を集めている。約34億ウォンの製作コストが投入されたこのモニュメントが、清渓川の
歴史はもちろん、我が国の文化に合わないという意見からである。
(写真:清渓川シンボルモニュメント『スプリング(Spring)』)
http://files.dcinside.com/dcnews/ahehe/spring1.jpg http://files.dcinside.com/dcnews/ahehe/spring2.jpg 清渓川のシンボルモニュメント『スプリング』はアメリカのポップアート美術家『クライズ・
オールデンバーグ(Claes Oldenberg)』と彼の奥さんの共同作品である。空に突き出る三角形の
モニュメントは高さ20mで、赤色と青色アルミリボンの裏表の構造になっている。作家は
記者会見で作品を作る時、「陶磁器と韓服、十五夜月などの韓国的な美しさから霊感を得た」と
明らかにした事がある。
だがネチズンたちは清渓川のシンボルモニュメントが全く韓国的では無いと主張している。
ネチズン達は「非常に異国的」、「周辺環境と全く似合わない」、「意味の説明だけはもっとも
らしい」などのレスを残して否定的な意見を見せている。
何より該当のモニュメントの製作コストが34億ウォンという点にネチズンたちは驚きを隠せなかった。
この製作コストはKTが全額寄付した。ネチズンたちは、「高すぎる」、「金で作ったのか?」、
「作家の名前の値段じゃないのか?」という反応を見せた。製作コストと比較して意味がない物に、
大金を掛けてまで作る必要があるのかと言うのである。数人のネチズンは、34億ウォンで可哀相な
人を助ける事の方がずっと価値のある事だと忠告した。
実は清渓川シンボルモニュメントは、選定過程の段階から各種の文化団体らの非難を浴びていた。
作家のオールデンバーグ氏の商業主義的な作品指向が清渓川の意味に当たらないと言う主張
だった。文化団体らは、市民達の意見を聞かずにモニュメントを選定したソウル市に反対運動を
展開し、美術界は清渓川モニュメントの反対集会を開いたりした。だが李明博(イ・ミョンバク)ソウル
市長とソウル市は、全ての憂慮の声を押し切り竣工を推進した。
それから1年後の去る29日、清渓川のシンボルモニュメントが姿を現わしてこれを記念する竣工式が
行われたが、ネチズンたちの反応は冷ややかである。
ソース:DCインサイド(韓国語)
http://www.dcinside.com/webdc/dcnews/news/news_list.php?code=ahh&id=148564 (関連スレ)
【韓国】 清渓川の新シンボル、「スプリング」が完成〜29日に完工式開催 [09/28]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1159446658/l50