■日本式住所の清算作業に弾み
京畿道内の日本式住所がすっきりと変わる。
京畿道GGIニュース(gginews.gg.go.kr)は13日、今月8日に「道路名住所等表記に関する法律」が
国会本会議を通過したことにより、日帝強占期に作られて現在まで使用されている「日帝地番」
住所体系の変更事業に弾みがつくことになった、と伝えた。
法律の通過により、国及び地方自治体の道路名住所変更事業費予算確保の根拠が用意され、
円滑な事業推進ができるようになったのだ。
これにより、2011年までは現行住所と道路名住所を併用するが、2012年には既存の日本式の
地番(○○郡 ○○面 ○○里 000番地)は全面的に廃止され、「道路名住所」(○○区 ○○通り
000番)の使用が義務づけられる。また、2011年までに住民登録など約50種類の公的帳簿上
の住所も変更される。
道路名方式による住所制度は、すべての道路に起点と終点を決めて名前を付け、建物も道路の
起点を基準に左側は奇数、右側は偶数番号を付与する。道路区間別の主要地点にも道路名板
が設置され、すべての建物に建物番号板が付けられる。
京畿道土地情報課の知的情報担当の秦グァンヨン事務官は、「日本も既に地番住所制度を1962
年に廃止して道路名方式の住所を使っている。60〜70年代の急速な都会化で無秩序になった
現行地番制度を、先進国型住所制度である道路名方式の住所制度に変えることで、物流費用
の節減や交通混雑の緩和、災害時の迅速対応、内外の観光客の不便解消など国家競争力を
強化することができる」と説明した。<中略>
道路名方式住所への変更事業には全国で総額2771億ウォンの事業費が投入され、京畿道は
352億ウォンの道予算を支援する。
秦事務官は、「政府及び各地方自治体は、事業が完了する2009年〜2011年まで大々的な広報
を通じて、国民が新しい住所体系に易しく適応できるようにする方針だ」としたうえで、「日帝残滓
を清算する意義も大なので、道民は新しい住所体系にもっと多くの関心を持ってほしい」と頼んだ。
▽ソース:ニューシス(韓国語)(2006-09-13 07:33)
http://www.newsis.com/_common/content.aspx?val=20060913071803406