アジアのサービス産業生産性、向上を IMF指摘
国際通貨基金(IMF)は、6日発表した世界経済見通しの中で、アジア経済について、製造業に象徴される
労働生産性の向上が経済成長を支えている一方、サービス産業の生産性を一層伸ばす必要性を強調した。
市場開放と規制緩和が競争を促し、生産性の向上にも貢献すると指摘した。活発な競争が望まれる分野と
して、通信や小売り、金融、医療、教育などを挙げている。
値上がりが続く国際商品市況も取り上げて、中国特需が顕著なニッケルやスズ、鉛、亜鉛、アルミ、銅などの
高騰は一時的な現象であり、中期的には下落するとの見通しを示した。生産拡大に向けた設備投資の増強が
進む一方、中国の需要構造などが変化する可能性があることを理由にあげた。
鉱物や金属を生産・輸出する国に対しては、今のうちに輸出収入を教育や医療、インフラなどの社会投資に
回すなど、財政健全化への努力を促した。
世界経済見通しは毎年、春と秋の2回まとめられる。今回、主要国・地域の成長率予想などを盛り込んだ冒頭
部分は、14日に公表される。
ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/business/update/0907/001.html 関連スレ
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