【靖国問題】朝日新聞などの国内反対勢力の批判が、中韓に付け入る隙を与えている…人間というレベルで見て異常だ[8/27]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ポリリーナφ ★
中国の批判は地政学的要因
病的な日本の軍事アレルギー

「国のために命をささげる」という言葉を聞くと、一部にファシズムだとか軍国主義だとか、
おかしな見方をする人たちがいるが、これは悲劇的なことだ。他人のために命をささげる
ことは、人間としての限界線を超える行為であり、それ以上に聖なる行為はないからだ。

私は神道信者でも、仏教徒でもなく、カトリック信者だが、その立場から言えば、家族や
友人、国民を守るために命をささげることは、イエス・キリストが人類のために犠牲に
なったのと近い行為ととらえることができる。

--中国は靖国問題を政治的カードとして利用していることは明らかだ。小泉首相が中国
の反対を無視して、終戦記念日に参拝したことで、理不尽な日中関係を改める契機に
なるだろうか。

そうなるとは思えない。首相が参拝しようが、すまいが、日中関係は変わらないだろう。

以前私の同僚だったジョン・アイケンベリー・プリンストン大学教授が、十七日付のワシン
トン・ポスト紙で、「日本の次期首相が靖国参拝中止を発表し、中国と韓国の指導者を
東京に招いて首脳会談を行えば、輝かしい成果となる」と提言した。だが、彼の主張は
正しくない。中国に詳しい専門家が指摘するように、日本が何をしても、中国は抗議する
からだ。

中国が抗議したいなら、させておけばいい。問題は、民主的な選挙で選ばれた政治指導
者が、外国の不満を理由に政策や手続きを変更すべきか否か、ということだ。靖国問題
であれ、牛肉問題であれ、民主主義国家が他国の抗議でその民主的プロセスを否定す
ることは気違いじみている。

そもそも、首相の靖国参拝によって、日中関係に影響が出るとは思えない。中国には
別の魂胆があるからだ。中国が靖国問題で不満を言いだしたのはここ二十年くらいの
ことで、それまでの戦後数十年は何も言っていなかった。歴史は変わっていないのに、
以前は無視していた問題を、今になって関与するようになったのはなぜか。それはA級
戦犯が合祀(ごうし)されているからといった単純なものではなく、地政学的な影響による
ものだ。

中国はアジアの強大国となり、台湾を併合することを目指している。日本については米国
とともに台湾を支援する存在だと認識している。こうした地政学的要素が日中関係に
緊張をもたらしているのであって、単なる神社参拝の問題ではない。

ソース:世界日報
http://www.worldtimes.co.jp/special2/yasukuni/060828.html

3分割 その1