【韓国】朝鮮通信使の「海神祭」、195年ぶり完全再現へ・・・・9月22日の朝鮮通信使韓日文化交流祭りにむけ [7/31]
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<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:
”日本離れ”できない韓国 黒田勝弘(産経新聞ソウル支局長) 文春新書 7月20日発売
3韓国にとって日本とは何か
■韓流ブーム断想
●日本にとって朝鮮半島はどんな価値があるのか
〜「朝鮮通信使」「茶碗ブーム」「漢字文化」〜より抜粋
朝鮮通信使の歴史は韓国サイドの文化的優越感をくすぐることもあって近年、とくに韓国側でもてはやされている。
もちろん日本側でも各地でその史跡が”町おこし”の材料に使われている。日韓には仲のよかった時代もあるのだ、
というわけだ。そして「通信使」の「通信」とは「信を通わす」の意味だとして、両国関係における「信」の重要性を語る
材料にもなっている。
もちろん異論はないが、ただ「信」とは相互関係であって一方的なものではない。その意味では「朝鮮通信使」には
別の見方も必要なのだ。というのは朝鮮朝廷は日本には使節団を派遣したが、日本の江戸幕府からの使節団は一
度も首都(漢城)受け入れていないのである。
南端の釜山に対馬藩の出先として「倭館」を置かせているから用は足りていたということかもしれない。しかし本音は
日本の使節団に国の中を歩かれ、のぞかれ、さらに首都に入られるのがイヤだったのである。そこには日本に対す
る警戒感はあつても「信」は感じられない。朝鮮通信使で日本人が韓流を楽しんだことは間違いないが、それが相互
理解や相互信頼につながったということでは、必ずしもなかったのである。