逃亡教祖、今春まで中国に 潜伏先でも女性に性的暴行
2006年07月28日20時08分
女性信者らに性的暴行を繰り返していたカルト集団「摂理」の鄭明析(チョン・ミョンソク)教祖(61)=強姦(ごうかん)容疑などで
国際手配=が、今春まで、中国東北部の鞍山(アンシャン)近郊に潜伏していたことが、脱会者らの証言でわかった。農村地帯
の大邸宅に住み、厳重な警戒を敷く中、韓国や日本から呼び寄せた女性信者らと一緒に生活していた。鄭教祖は03年7月、
香港で不法滞在容疑で逮捕されたが保釈中に逃亡しており、その後は中国本土を転々としているとみられる。
脱出女性らの証言によると、鞍山の潜伏先でも、鄭教祖の性的暴行は連日のように繰り返された。鄭教祖は女性信者の中でも、
日本人への関心は高かったとされる。側近に送らせたリストなどから、特定の日本人女性を選び出し、相次いで呼び寄せていた。
鄭教祖は、女性信者への性的暴行が韓国で報道されて問題化した99年、国外に脱出。01年6月に強姦容疑で指名手配された。
02年1月を最後に日本には立ち寄っていないとみられる。
教祖の追跡を進めている韓国の脱会者団体「エクソダス」は、香港から逃げ出した後は、中国本土の数都市を経て鞍山に移った
とみている。「(鞍山を引き払った現在も)中国内にとどまっている可能性が高い」とみる。
今年3月末、鞍山に呼び出された韓国人女性(27)によると、潜伏先は鞍山の市街地から車で30分程度の山すそだった。農村
地帯で敷地内には3階建ての住宅が4棟あった。正門付近にはビデオカメラが設置され、犬を連れた男性信者が見回っていた。
邸内では多数の日本人女性を見かけた。
女性は韓国を出る際、「中国行き」については、幹部から固く口止めされていた。船で中国・大連に入り、陸路で潜伏先に向かった。
ほかにも女性信者4人が一緒だった。
鞍山に到着して5日後、全員が相次いで教祖に呼ばれ、服を脱ぐよう強要された。女性は数時間にわたって乱暴され、教祖に「これ
からもここで暮らしなさい」と命令されたという。
女性は、ショックを受けて脱出を決意。ほかの女性信者1人と、教祖らが外出した間に逃げ出した。車で数時間の瀋陽の空港で中国
の警察当局に保護され、韓国に帰った。その後、教祖を強姦致傷容疑で告訴した。鄭教祖はこの後、別の場所に移動したとみられる。
女性は「私のような被害者をもうこれ以上、出してほしくない。日本は、教祖が好きな国で特別な場所。日本人女性は狙われており、
気をつけてほしい」と話す。
ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0728/OSK200607280119.html 関連スレ
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