【米中朝】 なぜ中国は北を必死に庇うのか・・・全ては米国の「和平演変」阻止に [07/25]
1 :
Mimirφ ★:
【正論】評論家 鳥居民 なぜ中国は北を必死に庇うのか
■全ては米国の「和平演変」阻止に
≪恐れるのは東北の暴発か≫
今回、中国は、もはや隠すこともなく北朝鮮を庇(かば)いとおしてみせた。
だれもが、なぜなのであろうと考えたにちがいない。
つい最近、米紙ニューヨーク・タイムズの中国通、ニコラス・クリストフ氏が、
胡錦濤国家主席(党主席)はどういう考えの持ち主なのかを説明して、
北朝鮮の政治体制を称賛した人物なのだと説いたことがある。
とすれば中国共産党が見習わなければならない北朝鮮の政治体制を守ろう
として、胡錦濤主席は北朝鮮を庇い続けたのだろうか。
次の説明はどうだろう。
中国共産党が一番懸念している地域は、独立を望むウイグル民族が住む
新疆ではなく、東北なのだと中国公安の首脳がアメリカ政府の幹部に語ったという。
かつて中国を牽引(けんいん)する機関車だった東北の重工業地帯は衰退して久しい。
北朝鮮の政体が崩壊して、東北が騒擾(そうじょう)状態になるのを恐れている
からだという。
そこで中国共産党は北朝鮮を支えねばならないのだと。
私は次のように見ている。
胡錦濤氏と国家副主席の曽慶紅氏が恐れているのは、今日も明日も、アメリカである。
アメリカを恐れているからこそ、「ならず者の国家」を庇わなければならないのだ。
どういうことなのかを語る前に、年配者にとって懐かしい文章を次に掲げよう。
「人間による人間の搾取のない国、市民間に政治上のみならず、
経済上の平等が存在する国、民主的自由が形式的または法律的に宣言されている
ばかりでなく、社会生活の物質的諸条件によっても、事実上保証されている国…」
引用はこのくらいにしよう。言わずとしれた、ソ連の宣伝誌に掲載された文章である。
驚く人がいるかもしれないが、昭和20年6月の同盟通信社が海外ニュースを収録した
旬報に、これは載せられていた。
たしかに、この旬報をだれもが読むことはできなかったが、広島・宇品の陸軍基地の
「情報班」にいた丸山一等兵はこれを読むことができ、この一節を写し取ったのである。
≪自己正義に胸張れぬ幹部≫
丸山真男氏のみならず、多くの人が「ソ連の民主主義」を戦後ずっと信じつづけた。
そればかりか、たとえば1957年に毛沢東が「大民主」を唱え、「小民主」の知識人を
粛清したとき、「大民主」とは「臣従と衆愚」ではないかといった疑いを抱いてはならない
と自分を戒めた人が少なからずいたのである。
その共産主義の教義とシステムは1989年から1991年にかけて瓦解した。
中国では、そのあとも共産党が独裁をつづけているが、「われわれの民主主義」こそが
正しいのだと胸を張る党書記はいない。
胡錦濤主席は金正日体制を羨(うらや)むといった情けないありさまで、あとになれば
恥ずかしい限りと後悔したはずだ。
毛沢東時代には、どれだけ多くの人を殺しても、自己のイデオロギーの正統性を信じ、
自己正義に満ちていたのが、現在の中国指導者はまったくの守勢に回っている。
胡錦濤氏がなによりも恐れるのは、アメリカが中国に仕掛けてくる「和平演変」である。
武力行使なしに、この共産党の独裁政権が転覆されることだ。
>>2以降へ続く
ソース:産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/seiron.htm
2 :
Mimirφ ★:2006/07/25(火) 21:14:54 ID:???
>>1の続き
「和平演変」への道をひとつ挙げよう。
中国は15年かけて2001年にやっと世界貿易機関(WTO)に加盟できた。
そのためにはアメリカの要求に従い、1997年には「国連人権A規約」に署名した。
1年後の1998年には「国連人権B規約」に署名して、生命、身体の自由と安全についての
権利を認め、思想・良心・宗教の自由、表現の自由、集会・結社の自由を認めると約束した。
≪望むのは問題国家の存続≫
だが、WTOに加盟してしまえば、中国共産党が「和平演変」を自ら行うはずはない。
そこでずっと恐れてきたのは、アメリカにあれこれ干渉されることだ。
どうしたらよいのか。
胡錦濤、曽慶紅の両氏が望むのは、「問題国家」が消滅しないことだ。
「ならず者国家」が絶えずゴタゴタを引き起こし、アメリカをして今日も明日も中国に否応なし
に助力を求めるようにさせ、中国に向かって文句を言わせない状況に追い込んでおくことだ。
ミサイルと原爆を持とうとする北朝鮮の存在は、アメリカをして中国の助力を明日もまた
必要とさせ、中国共産党の独裁を明日につなげる保証となる。
中国共産党のすべての政策は、「和平演変」の阻止を目指して展開されていることを、
中国観察者は忘れてはならない。(とりい たみ)
ソース:産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/seiron.htm
3 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 21:16:25 ID:9+dKnYyp
簡単だろ
中国は北朝鮮に日本を核攻撃させるつもりだ
北朝鮮を楔にして、今んとこはバランサーでいたいのが中国の本音なんじゃないの。
ノムヒョンが言うよりはまだ真摯に耳を傾けるに足るけど。
無理してならず者国家を残そうとしなくても、
中国は既にならず者国家の親玉と認識されていますからw
6 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 21:20:45 ID:Y0aEdt+n
7 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 21:22:04 ID:2q7FwYX6
簡単、簡単、北朝鮮軍部は「中共の東方の盾」、ビルマ軍部は「中共の南方の盾」だけのこと。
8 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 21:26:52 ID:oSScpt7i
和平演変
資本主義は平和的な手段で社会主義の転覆を企んでいる、という考え方をいう。
1989年の天安門事件後の国際的孤立の中、1991年8月『人民日報』は
「和平演変を防ぐ鋼鉄の長城を築け」と題する評論員論文を掲げた。
91年はソ連が解体するなど、当時の中国社会主義を取り巻く危機意識が背景にあった。
知らなんだこんな言葉
>>2 >和平演変
中共が他国を侵略を試みるやり方もまさにこの手法だな。
てか普通に人民を尊重することが、官の利権を失う事になるからそれを恐れてるだけだと思うがね。
シナ必死
こいつが潰れりゃ
次はオレ
11 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 22:28:00 ID:uAuAdrpD
御意。
それと地理的にも中国 と日本(アメリカ)の緩衝地帯だしな
12 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:02:20 ID:FG/r2hRX
13 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:03:03 ID:tMgNvkCF
中国が和平演変を恐れているのは事実だが、
言論弾圧と情報統制により、かなり効果的に組織的な暴動を押さえ込んでいる。
当面現体制の崩壊はないだろう。
世界の独裁者ワースト・テンで金正日は毎年1〜2位の栄誉に輝いている。
胡錦涛は4〜5位と低迷しているが、そのことでは金正日に感謝していると思う。
金正日がいなくなれば自分の順位が上がり注目される。
それは困るということが一つの理由だろう。
それより、もっと重要な理由は、
将来、中国とアメリカの全面戦争が予想されることだ。
台湾問題だけでなく資源・食糧・環境・貿易不均衡などが戦争の引き金になり得る。
その時、北朝鮮をアメリカ攻撃の先兵としての利用するつもりなのだろう。
だから、北朝鮮の核保有やミサイル開発は中国にとって望ましいことなのだ。
中国と北朝鮮双方の不快感や不信感の表明は田舎芝居だと見るべきだろう。
14 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:06:43 ID:XhvIQk2z
>>13 アメリカは国債投資関連の企業が中国保護の動きがあるから、難しいと思う。ネオコン系
は敵視、ヘッジファンド系は親中。
インドが伸びて、中国の発展が止まった時は危ないかも知れないが。
15 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:09:33 ID:D/dr3Tlv
米のヘッジファンド系は、中共の崩壊の目が出る直前まで中国の味方のはず。
それが過ぎたら手のひらを返す。
経済部分よりも資源、食糧、環境の部分で重大な事になり始めてるから
中国がなんらかの戦火に巻き込まれるのは確実だと思われ
>>1 基本的に正しいが、今回中国は北朝鮮を説得できなかったことで
6カ国協議は事実上終了し、中国はカードを失った。
あえて「終了宣言」しないのは、日米が北を対中カードとして使うつもりだから。
中国にとって北は完全に外交的な重荷になったのは間違いない。
最近の産経の【正論】コーナーは更新が早いね。
前は一週間遅れだったのに
19 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:12:04 ID:/+9LPhTw
アメちゃんはシナを、生かさず殺さず残しとくんじゃないかな。
トム&ジェリーみたいに。
大紀元かと思ったら産経か
日本の新聞もそろそろ
はっきりと中狂叩きをやって欲しいね
世界の迷惑 中狂
>>19 そんなことしたら地球が終わっちまう、地球環境はかなりマジでやばいゾーンに突入してるし
中国なんか生かしておくスペースが無い・・・
22 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:28:24 ID:H//Z3DKR
う〜ん、まあまあだけど、イマイチ弱い説だな〜
23 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:29:43 ID:53w3Rcgs
>>13 >中国が和平演変を恐れているのは事実だが、
>言論弾圧と情報統制により、かなり効果的に組織的な暴動を
>押さえ込んでいる。当面現体制の崩壊はないだろう。
表面的には「言論弾圧と情報統制、それと時折武力」で押さえ込んでいるが、
本質的には「今の中国を治めるのは一党独裁しかない」という暗黙の了解が
中国国民にもあるから、共産党政権が続いている。
しかし、中国が豊かになってくれば、民主化の気運も生まれてくる。
それがいつになるかは現時点では不明だけどな。
ただ、中国が徐々に民主化に向かうのは、経済発展の結果として
必然であり、その際に共産党独裁よりまだ昔風な金王朝の存続に
中国が手を貸すことはどんどん難しくなっていく。
結局中国も北朝鮮をこのままにしておくことは無理ということは
薄々わかっているが、崩壊した後の展望が描けない。
本来経済成長した韓国が統治するしかないのだが、韓国自体が
統一をいつも言う割りに全くやる気が無いどころか逃げ回っている。
日本も過去の顛末があるし、米国はどうも半島人の性質を日本より
よくわかっているようだ。
結局どこも手をだしかねて、現状が維持されているだけ。
24 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:42:06 ID:H9I3q8d1
つまり、ビビリのチャンコロとしては、弾除けの取り巻きが欲しいとw
25 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:48:45 ID:06EPuNMS
>>20 記者協定って
本当にあるの?
あるとしたら、それって未だに効果があるの?
協定がある限りマスゴミは叩けないでしょう。
26 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/25(火) 23:52:10 ID:F8jUVHas
>>3 そうだろうな。おそらく東京や沖縄だけでなく、複数の攻撃目標を
設定しているだろう。
で、アメの核報復による焦土化は北朝鮮が一手に引き受けてくれる上に
シナが緊急救援部隊という名目の進駐軍の派遣を時の政府に打診してくる。
媚中派の閣僚がそれを受けて、日本併合の下地ができるってシナリオだ。
自民の一部の売国奴や、民主党には絶対に権力を与えてはいけない。
日本も核を中国に向けないと
28 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/26(水) 02:53:01 ID:TL/TcAlU
29 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/26(水) 03:04:03 ID:lUDuumMr
靖国を持ち出してくるのも自分の独裁から目をそらさせるのが目的だな。
だから日本も靖国参拝するだけではなく、中国の独裁批判をやった方がいい。日本側から「中国の人権問題が改善するまでは首脳会談は行わない」と通知したらいい。
30 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/26(水) 04:06:58 ID:+CTlqEZm
借屍還魂
対価増大に付、廃棄
以上。
31 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2006/07/26(水) 11:11:04 ID:kCWsqgGi
> かつて中国を牽引(けんいん)する機関車だった東北の重工業地帯
これって満州国の遺産だろ、改良しなかったんだな、人が育たなかったから
東北部は今でも親日らしいな
32 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:
>>27 馬鹿を言え。中国はそんなことが必要なほど、怖い国じゃないよ。
日米が、その気になれば数日で潰せる国だ。ソ連のようにね。