【拉致】「決して一緒に訪朝することはありません」横田滋さん〔06/09〕

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333(´・ω【毎日新聞東京朝刊】ω・`)さん
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060716ddm005070042000c.html

★社説:サミット開幕 核・ミサイルで明確な発信を 〔2006年7月16日〕

■ロシアが主催する初の主要国首脳会議(サミット)が開幕した。北朝鮮のミサイル発射とい
う新たな問題を抱えてのサミットである。主要国(G8)の首脳は、イランの核開発や中東問題
と併せ、世界の平和と安全を脅かす問題に対し明確なメッセージを送ってほしい。■今回の
サミットでは、国際経済分野で原油価格高騰への対処など「エネルギー安全保障」が重要議
題に予定されている。このほか「感染症対策」や「教育」もテーマに掲げられ、世界貿易機関
(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)についても話し合われる予定だ。■「エネルギ
ー安全保障」を重要議題にしたのには、資源大国としての影響力を背景に会議の主導権を
確保したいという議長国・ロシアの狙いもあるようだ。■北朝鮮のミサイル問題は緊急議題と
して急浮上した。北朝鮮に強い姿勢で臨むべきだと主張する日本・米国と北朝鮮への刺激を
避けたいとする中国・ロシアが対立し、国連安全保障理事会での対北朝鮮決議案の採決は
延び延びとなってきた。■日本の反応は素早かった。制裁決議案をまとめ、米国などと歩調
を合わせて安保理に正式提案した。さらに、中国の北朝鮮説得の推移や他の安保理メンバ
ー国の動向も見ながら制裁色を弱めた修正案を提出するなど、採決のタイミングを計ってき
た。■しかし、北朝鮮に対する国際社会の意思表示は、本来なら世界の190を超える国々
が加盟している国連の場が先行すべきであった。小泉純一郎首相もサミット前の安保理採
決を目指す考えを強調していた。だが、国連の動きはサミットと同時進行の形になった。結果
的に、サミットの重要性がそれだけ増したといえる。■北朝鮮を6カ国協議に復帰させ、核開
発とミサイル発射をやめさせる。米英仏露中の安保理常任理事国5カ国とドイツが安保理で
の再協議に合意したイランの核問題に足並みをそろえて対処する。この二つが、首脳たちが
まず取り組むべき緊急課題である。■サミットは北朝鮮問題の6カ国協議メンバーのうち当
事国と韓国を除く日米露中の4カ国の首脳が参加する。日米露は正式メンバー、中国はオブ
ザーバーながら胡錦濤国家主席が顔を見せる。■イラン問題では対応を協議している常任
理事国5カ国とドイツの6カ国すべてが参加する。サミットでの討議の結果は安保理の今後
の対応に大きく影響するだろう。その意味でも、議長を務めるプーチン大統領の責任は重い。
■北朝鮮の核・ミサイル問題の深刻さは地理的条件や2国間関係の違いで各国に差があ
るのはやむをえない。だが、最も脅威を感じるのは日本である。■G8でアジアの国は日本だ
けだ。9月に退任する小泉首相にとっては最後のサミットでもある。拉致問題も含め、北朝鮮
に対する厳正な対応を打ち出せるようリードしてもらいたい。

【毎日新聞社説】小泉首相最後のサミットで、拉致問題も含め北朝鮮に対する厳正な対応を打ち出せるようリードしてもらいたい
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1153000124/l50