http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20060713 ★水谷建設京都のアノ政治家に毎年500万円の裏献金。 〔2006/07/13 (木)〕
■6時起床。優れた本というものは運も味方につける。事態が起きてから出版される本は雑
な作りのウケ狙いが多いが見えざるなにものかの手が送り出してくる本はまるで狙いすました
ようにそれが求められる時に出版されるのである。書かれていたのはそういう事が起きるとま
だほとんどの人が考えていなかった時だというのに。重村智計さんの新著『外交敗北−日朝
首脳会談の真実』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062135051/250-5613083-1348221?v=glance&n=465392 はそうした選ばれた一冊である。少なくともこの本に目を通さずに北朝鮮問題をコメントする
人を私は信用しない。例えば何故いま支那が北朝鮮を説得しきれないかについてだけでも本
書を読むと目からウロコが落ちる。全体としてこの本が説いているのは小泉訪朝の評価すべ
き面と暗部だ。そしてタイトルでわかるように後者の方が勝ってしまったと重村先生は言う。そ
れは田中均なる人物が交渉相手として「外交」ではなく「工作」を担当するミスターXを選んだ
せいだというのである。小泉さんがアメリカの意図を読みきれずに日朝交渉に突き進んだた
めその負債を払うべくイラク派兵でポチにならざるを得なかったという分析はミステリーを読む
ように面白い。重村先生はあくまでも冷静である。小泉政治の是非をヒステリックに叫ぶ凡百
の本とは明らかに一線を画する。彼は技術としての外交の成否を問うているのだ。何故支那
が北朝鮮を説得できないかに戻ると本書には90年9月11日のトウ小平と金日成との会談の模
様が活写されている。それぞれの横にいたのは胡錦濤と延亨黙(ヨン・ヒョンムク)首相(当時)
だ。これは次世代の両国のパイプをこの二人が繋ぐということだった。重村先生が解説する。
<このため、ヨン・ヒョンムク元首相は中国が信頼する唯一の北朝鮮高官として知られた>。
しかし延元首相は05年に死去する。<金正日総書記は、中国と話のできる最大の片腕を失
ったのである>。今回胡錦濤が訪中している北朝鮮高官に対して直々に説得を試みたと日
本のメディアは騒いだがそれは今の彼の地位によるものではなく支那においては胡錦濤が
「北朝鮮担当」だからなのだ。その一方で支那側の窓口は失われたのだから平壌に誰が行こ
うと説得に成功するわけはない。本書の中にも書かれているが金豚は信用する人間の言うこ
としか聞かない。従って支那が本気なら胡錦濤が金豚に直接話すしかないだろう。
【北朝鮮/京都】 勝谷氏、水谷建設が裏献金してた議員をほのめかす [07/14]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1152882652/l50 >>289