【韓国】「韓流ウッド」の名称変更を推進　ハリウッド(Hollywood)の幼稚なパロディーだと批判する声に応え【6/5】

　「韓流ウッド(Hallyu Wood)」の名称が変更される。
　孫鶴圭(ソン･ハッキュ)京畿道知事は2日、「韓流ウッド事業の性格とビジョンを正確に伝え、韓流の国際化、産業化という趣旨を
具現化する名称を公募によって選定する」と明らかにした。これは、ソウル･JWマリオットホテルで開かれた「韓流の持続的発展戦略
と韓流ウッドの国際化戦略」セミナーにおいて、詩人の金芝河(キム･ジハ)氏が提起した名称変更の提案に応えたもの。
　京畿道はこの発言を受け、従来の名称に対する設問調査や韓流ウッド諮問委員会及び専門家グループの意見取りまとめ、一般市民
からの名称公募などを経て、韓流ウッドの名称変更問題に対して早期に結論を出す計画だ。
　「韓流ウッド」という名称について京畿道は、「韓流」という韓国的伝統性と「ウッド(Wood)」という世界的普遍性を結合し、
さらに広い世界にはばたこうという趣旨で事業名称を「韓流ウッド」と命名した。しかし、ハングル使用を先導するべき行政機関が
無分別に外来語を使用したという指摘とあわせ、「韓流ウッド」という名称の語感に関し、米国の「ハリウッド(Hollywood)の幼稚
なパロディーだ」と批判する声も上がっていた。
　「韓流ウッド」は全世界を対象として韓流文化を生産･供給することを目的として、2010年までに高陽市獐項洞･大化洞一帯の
30万坪の敷地に各種文化コンテンツ施設やテーマパーク、ホテル、商業施設など、複合エンターテインメント団地を造成する事業。
総事業費2兆6000億ウォンに達する京畿道の野心的なプロジェクトだ。

■ソース（韓国：朝鮮日報）
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/05/20060605000028.html