【中国】『鹿鼎記』、主人公の人選は難航するも、蒋勤勤(ジアン・チンチン)、范冰冰(ファン・ビンビン)ら出演決定
新京報ニュース、金庸の武侠(小説)を改編したドラマ『鹿鼎記』は現在出演者を選定しているところである。昨日(プロデューサー
の)張紀中(チャン・ジージョン)を訪ねた記者が耳にしたのは、(主人公の)韋小宝の人選はまだ確定してないが、彼の7人の妻の
うち4人は既に確定していて、李冰冰(リー・ビンビン)、范冰冰(ファン・ビンビン)、舒暢(シュー・チャン)、何琢言(フー・ツオヤン)が
“嫁入り”する。
『鹿鼎記』は金庸の最も影響力の大きな作品の一つであり、韋小宝は更に金庸の描いた中で最も大きな議論の的となる主人公
で、かつて世に出る前の梁朝偉(トニー・レオン)、陳小春(ジョーダン・チャン)などによる4つのバージョンの韋小宝がある。今回の
撮影の中で韋小宝の人選はずっと懸案となって解決せず、(ドラマの)制作陣も全国に広く呼びかけ、韋小宝を選定している。張紀
中が韋小宝を演じる役者に出した要求は、小柄で、わんぱくで可愛らしいことだが、予備候補者はいずれも制作側を満足させること
はできなかった。張紀中が昨日記者に明かしたところでは、韋小宝の候補者は現在選定していて、何人かの役者と交渉を持ってい
るが、はっきりとした候補者は出ていない。
以前はケ超(ドン・チャオ)への呼び声が高かったが、張紀中はケ超は基本的に韋小宝を演じるのは不可能だとした。「ケ超には
問題があり、彼のイメージは高くて大きすぎる」。もう一人韋小宝の候補者として呼び声の高い黄暁明(ホアン・シャオミン)について
張紀中の評論は保留で、「黄暁明の選択は排除しない。彼のイメージは高くなく大きくなく、かつ演技の上でも一定の優位がある」
とした。
韋小宝の人選は懸案となって解決していないが、彼の7人の妻は既に大半が決まっている。張紀中の紹介によると、李冰冰(リー
・ビンビン)、范冰冰(ファン・ビンビン)、舒暢(シュー・チャン)、何琢言(フー・ツオヤン)がそれぞれ韋小宝の花のような妻たちを演じ
る。李冰冰(リー・ビンビン)の役柄は決まっていないが、范冰冰(ファン・ビンビン)は阿珂を演じ、舒暢(シュー・チャン)が建寧公主
に扮し、何琢言(フー・ツオヤン)が双児を演じる。
これ以外に、蒋勤勤(ジアン・チンチン)がドラマの中で真假太后に扮する。出演者の選出を進める以外に、『鹿鼎記』のロケ地の
選定は済んでいて、主に横店、武夷山、象山、桃花島などで撮影される。現在、衣装、化装、道具などの用意も進んでいて、7月中
旬にクランクインが予定されている。
ソース:中国経済網(中国語)を意訳
http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/200605/31/t20060531_7159402.shtml