サッカーの国家代表に選ばれると、何が変わるだろうか。
まず最初に国家代表手当が支給される。選手には代表チームの招集期間に応じて、
一日あたり6万ウォンが支払われる。
出場しても、控えでベンチにいても、トレーニングに参加するだけでも、
すべての選手に同一の金額が払われる。その額は1カ月に180万ウォン(約21万円)。
億単位の年俸をもらっている選手からすれば、取るに足らない金額だ。
この手当は、代表チームの解散後に一括して支払われる。
代表チームの招集期間の間、所属チームからは契約した年俸が支払われる。
Kリーグの城南一和(イルファ)のチョン・チョルス事務局長は
「普段と同じように毎月、年俸の12分の1が支払われる。
ただし、試合に出ないので出場手当や勝利手当などは支払われない」と話した。
代表選手らに支給されるユニフォームなどの用品は、とても多い。
ドイツに渡る前の評価試合で支給されるユニフォームだけで20着(半袖14着、長袖6着)だ。
これにシャツ、Tシャツ、ズボンなど17種類の普段着が7着ずつ支給される。
サッカーシューズとジョギングシューズがそれぞれ2足ずつ、カバンも4種類支給される。
サッカーシューズは各選手が自分に合ったものや、スポンサーの製品を履いてもいい。
唯一支給されないのが下着のパンツ。これは各自が持参しなくてはならない。
代表チームは14日から京畿道坡州NFC(国家代表チームトレーニングセンター)で合宿訓練に入る。
NFCでの選手の食事は普通、1食に10~15品目が出され、一度の食事に使う材料費だけで
2万5,000ウォン(約2950円)程度になる。
身体によい高麗人参(朝鮮人参)を加えた蔘鶏湯(サムゲタン/鶏のスープ料理)を始め、
高麗人参エキスなどの韓方食も別途提供される。
代表チームは公式試合の1,2日前からホテルに泊まる。
ソウルでは宿泊費が一泊37万5,000ウォン(約4万4,000円/税金・サービス料別途)かかる
グランドヒルトンホテルのデラックスルームを利用する。
アドフォカート監督が泊まるスウィートルームは一泊100万ウォン(約11万8,000円)だ。
航空便もビジネスクラスを利用する。アドフォカート監督らコーチ陣はファーストクラスを利用する。
試合会場や練習場に移動する際には専用バスが運行される。
大韓サッカー協会のソン・ギリョン部長は
「サッカー選手にとってワールドカップへの出場は一生誇りにできる“栄光の勲章”となる。
夢の舞台に立ったというだけで選手として一段階ステップアップでき、自然に待遇も良くなる」と話した。
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/12/20060512000038.html 関連スレ:
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