【韓国】サッカー代表チーム、「回復能力を極大化させよ」[5/11]

1 ：黒雲φ ★：2006/05/11(木) 13:58:58 ID:??? BE:431487296-

ディック・アドフォカート監督をはじめとする韓国サッカー代表チームのコーチングスタッフは、
最終エントリー２３名の発表と１４日から始まる招集トレーニングを控え、
たった１カ月でどうやって選手たちを最上のコンディションに引上げるかに苦心している。

フィム・ベルベク首席コーチは、「０２年には、Ｗ杯を控え５カ月間、
選手たちを集中トレーニングできたが、今回は１カ月しかなく悩んでいる。
しかし、既に選手たちの体力が一定水準まで上がっているので、
十分に０２年のような鋼鉄のような体力をつくれる」と話した。
「アドフォカート号」が準備している体力増進のための「パワープログラム」とは何だろう。

●心拍数の美学
パワープログラムの焦点は、心拍数を低めること。
同じ運動をする時、１分当たり心拍数の低い選手に体力がある。
招集後に実施する「シャトルラン（往復で走ること）テスト」は、
選手別心拍数を通じて体力状態を診断する作業。
最大運動（シャトルラン６７回実施）直後の心拍数と、１５秒後の心拍数をチェックする。

フース・ヒディンク元監督は０１年４月から０２年６月まで、合計８回のテストをした。
０１年４月実施した時、最大運動直後、平均１７１．３回だった心拍数が、
０２年６月、１５９．８回まで下った。１５秒後心拍数も０１年４月、１５３回だったが、
０２年６月、１４０回まで落ちた。それだけ回復能力が改善された。
韓国選手たちが０２年、ポルトガル、イタリア、スペインなど
世界的な強豪に勝てた力はここから出たのだ。

特に、「鋼鉄体力」朴智星（パク・ジソン）は初テストの時、最大運動直後と
１５秒後の心拍数がそれぞれ１５９回と１５３回で最も低く、０２年５月にも、
１５５回と１５１回で最低で、太極（テグク）戦士の中で最も良い体力を誇った。

●オーダーメード型パワープログラム
ベルベクコーチは、「ライモント・ペルヘイヨン体力担当トレーナーが持っている
０２年資料と今年初めにテストした資料、そして今回テストした資料を土台に、
２３名に対する正確なデータベースを構築し、誤差のない体力アップグレードを準備している。
現在、欧州派と国内派、日本派の体力状態が違うので、個別プログラムを準備している」と述べた。

パワープログラムは、スピードと敏捷さ、平衡感覚を育てるトレーニング、
ジャンプ力と腹筋、上体筋肉など主要筋肉を強化させるパワートレーニング、
そして持久力を育てるインターバルトレーニングで進行される。
アドフォカート監督はこれに加え、６月１３日の対トーゴ戦まで、４回の評価戦を消化し、
戦術トレーニングまでさせる計画。大極戦士たちの１カ月後の変貌ぶりが楽しみだ。

東亜日報
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=070000&biid=2006051179778