http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aAMpgABMQdEE ★消費者金融株が安い、自民党が灰色金利撤廃との報道で−貸金業法改正 〔2006/06/26 09:21〕
■6月26日(ブルームバーグ):消費者金融やクレジットカード会社などのその他金融株が安い。
貸金業法改正をめぐる与党内の討議が最終段階を迎えようとするなか、自民党金融調査会の
幹部がグレーゾーン(灰色)金利を撤廃、出資法の上限金利を段階的に引き下げる方針を固め
たとの報道があった。■午前9時10分現在の株価は、アコムが前週末比4.6%安の5970円で
東証1部下落率ランキング2位、プロミスが同3.8%安の6300円、UFJニコスが同 3.0%安の924
円、アイフルが同2.9%安の5750円、オリックスが同1.8%安の2万7740円と軒並み下げている。
■24日付の朝日新聞朝刊は、自民党金融調査会の幹部会が貸金業の上限金利を現行の利
息制限法の上限(年15−20%)に原則一本化する方針を固めたと報じた。出資法の上限金利
(29.2%)を段階的に引き下げ、利息制限法の上限金利との間にあるグレーゾーン(灰色)金利
を撤廃するという。■岡三証券企業投資調査部の服部実シニアアナリストは、同報道を受けて、
「鵜呑みにはできない。まだ分からない」と指摘、最終決着まで注意深く事態を見極める必要が
あるとの認識を示した。■また、ノンバンクセクターへの投資に関しては「グレーゾーン金利の廃
止はある程度織り込んでいるとは思うが、上限金利がどの水準でどう決まるかを見極めたい。
株価は上に行ったり下に行ったりしばらくは大きく振れるだろうが、はっきり決まるまで様子見す
るべき」(服部氏)とみている。■消費者金融株はこれまでもグレーゾーン金利の撤廃や上限金
利の引き下げを材料に売り込まれるケースが多かった。TOPIXその他金融指数は4月5日に付
けた戻り高値の1480.48ポイントから6月21日の直近安値1119.41ポイントまで24%下落、現在
も年初来安値圏でもみ合いとなっている。
【灰色金利撤廃】消費者金融株が安い、自民党がグレーゾーン金利撤廃との報道で…貸金業法改正
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