http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_06/g2006062106.html ★「真実性認められず」光文社に賠償命令…日テレ記事 〔2006/06/21〕
■写真週刊誌「FLASH」の記事で名誉を傷つけられたとして、日本テレビが発行元の光文社に
約5500万円の損害賠償や謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、光文
社に約440万円の支払いを命じた。■水野邦夫裁判長は「記事の真実性は認められず、真実
と信じる相当の理由もない。記事で社会的評価を低下させた」と判決理由を述べた。謝罪広告
は「雑誌発行から2年以上経過し、必要性は認められない」と退けた。■判決によると「FLASH」
は2004年1月20日号で、韓国で行方不明になった日本人女性を取材した日本テレビが199
3年、北朝鮮が拉致したとの情報を得ながら隠ぺいしたと報じた。さらに1月27日号では同社
幹部が記事を受け、女性の家族に謝罪したとの記事を載せた。■光文社広報室は「判決には
驚いている。判決文が届きしだい、検討して控訴することになる」としている。■日本テレビ総合
広報部は「判決は当社の調査結果通り、拉致証言が存在せず、隠ぺいした事実もないと認定し
た。関係者の誤解が解けることを望む」とのコメントを出した。
【拉致】「真実性認められず」光文社に賠償命令…日本テレビ記事 [06/23]
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