http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060611k0000m010119000c.html ★戦略的外交:未訪問の20カ国に閣僚派遣方針決める 〔2006年6月11日 3時00分〕
■政府は、首相や閣僚が訪問したことのない約20カ国に閣僚を派遣する方針を決め、相手国
と調整に入った。国連安保理常任理事国入りや拉致問題解決に向け、世界の国々と広範な関
係を築く「戦略的外交」の一環。18日の国会閉会後から閣僚たちが世界に散る「集中外交期
間」となりそうだ。■日本の首相・閣僚が未訪問の国は10日現在で82カ国。うち日本の在外
公館があるのは25カ国で、この中から内閣官房が政情安定度や交通アクセスなどを考慮して
約20カ国をリストアップし、派遣する閣僚を振り分けた。■訪問を計画するのは、与謝野馨経済
財政担当相がエルサルバドル、ホンジュラス、中馬弘毅行革担当相がエストニア、ラトビア、小
池百合子環境相がパラオなど。2国間関係を中心に地域、環境、エネルギー問題などについて
も意見交換する。北朝鮮と国交のあるリビア、トリニダード・トバゴ、ニカラグアなどでは拉致問
題解決への協力を要請する。■戦略的外交は小泉純一郎首相が5月、エチオピア、ガーナ、ス
ウェーデン3国を初訪問した後に打ち出した。副大臣、政務官についても同様に派遣を検討して
いる。首相もカナダ、米国訪問や主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)出席に加え、
イスラエル、パレスチナなども訪問予定で、終末期の小泉政権は国会閉会とともに外交ラッシュ
を迎える。【大場伸也、中田純平】
【政治/国際】未訪問の20ヶ国に閣僚派遣する方針…エネルギー問題、拉致問題などで協力要請へ
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