タイ上院選、与党過半数の公算
---
タイ上院(定数200、任期6年)選挙が19日、全国約9万カ所の投票所で実施された。
即日開票だが、議席確定は20日以降の見通し。
地元メディアによると与党・タイ愛国党の影響下にある議員が過半数を占める公算が大きい。
タイでは今月2日に議会で主導権をもつ下院の選挙を実施、愛国党が勝利した。
上院は「政権の監視機関」の色彩が濃く、上院議員は政党所属が禁止されている。
ただ、実質的には愛国党が掌握しているとされ、「与党系」議員が優勢だ。
タクシン首相の義妹、反タクシン派市民団体幹部など1500人弱が立候補した。
投票率は前回の約7割を下回ったもよう。
最南部では選挙妨害を狙ったとみられるテロが発生、少なくとも1人が死亡した。
ただ、下院選前に活発化していた反タクシン首相の動きとは関係ないとみられる。
上院は首相や閣僚の弾劾、国家汚職防止委員会の委員選出権限などをもつが、
首相選出や法案提出などの権限はない。
★ ソースは、日本経済新聞 [日本] とか。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060419AT2M1901T19042006.html