http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006051718.html ★総連の民団乗っ取り!? 半世紀ぶり歴史的和解 〔2006/05/17〕
■在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)のトップ同士が17日午
前、共同声明に調印し、和解した。50年余りの時を経た、歴史的な1日と伝わるものの、専門
家たちは警戒心を緩めない。朝鮮総連による民団の乗っ取り、北への資金移動の加速…。米
国の海外資産凍結で将軍さまは“金欠状態”になるなか、大きく舵を切った総連。小泉訪朝で
拉致を認めて以来、失望感から組織離れが指摘された総連だったが、“死んだふり”だったのか。
■民団と総連は、1945年設立の在日本朝鮮人連盟(朝連)がルーツ。46年結成の民団の前
身・在日本朝鮮居留民団が反共主義者らの集まりだったのに対し、総連は北の金日成(キム・
イルソン)政権を支持するグループが55年に結成、反目してきた。■59年に始まった総連主導
の北への帰国運動では、民団が阻止行動を行うなど激しく衝突。イデオロギーの対立だけでは
なく、地方参政権の付与をめぐって意見が割れたほか、民団が脱北者支援センターを運営して
いることに総連が最近まで反発するなどしていた。■それが、突然の和解。横田めぐみさん=
拉致当時(13)=の父親、横田滋さん(73)の訪韓にぶつけ、拉致問題を希釈する目的もあっ
たとの見方もあるが、その裏側には何があったのか。■「和解でもなんでもなく、総連による民
団の乗っ取りが成功したということ。トップ会談は、そのセレモニーのようなものですよ」■北朝
鮮問題に詳しいジャーナリストの恵谷治氏は意外な見解を示す。■「拉致問題で金正日(ジョン
イル)総書記が小泉純一郎首相に謝罪して以降、総連の会員離れが進み、民団に入るケース
が増えた。民団へのくら替え組には、北朝鮮に嫌気がさした会員が多かったが、そのなかには、
そのフリをした偽の会員も多数含まれていた」と衝撃的な内容を明かす。■偽会員たちは民団
内で思想の共有を進め、支部長などポジションを確保しながら勢力を拡大。「死んだふりをしな
がら、民団の総連化を進め、平壌の思惑通りに民団を動かせるまでにした。歴史的というのは
表向きのことで、内情はまったく違う」と恵谷氏は切って捨てる。■トップ会談をこの時期にした
のも、「あえて横田さんら拉致被害者の家族会(と支援組織『救う会』)の訪韓に当ててきた。和
解すれば扱いはトップ級。横田さんらのニュースバリューを弱めるのがみえみえ」と話す。■一
方、コリア・レポート編集長の辺真一氏は、「民団との和解は、朝鮮総連にとって願ってもみない
スキーム」と指摘し、北側の出方を一段と警戒する。■「拉致問題で、日本が総連を追いつめた
りすると、これからは民団が出てくる。その民団のバックには韓国政府いることになる。いままで
北朝鮮がどんな脅しをかけようとも日本は動じなかったが、これからは何かとそうもいかない。日
韓対北朝鮮という対立構造にクサビが打たれてしまった」■北朝鮮への入国が制限されていた
民団側の商工関係者に、入国が解除される可能性もある。辺氏はこうも指摘する。■「人的移
動により北朝鮮にお金が落ちるだけではなく、北朝鮮内でビジネスを興すなど、資本投下も加
速する可能性もある。北を潤しかねない」
【朝鮮総連・民団和解】 「総連による乗っ取り」「日本が総連追い詰めても、バックに韓国政府が」…識者の声
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1147859904/l50 【朝鮮総連・民団和解】 「総連による乗っ取り」「日本が総連追い詰めても、バックに韓国政府が」…識者の声★2
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1147873903/l50 >>418-419 >>389