【拉致問題】横田めぐみさんと別人の「遺骨」　北朝鮮が返還再要求【4/4】

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★横田早紀江さん、米大統領との面会に手応え「心一つに」と協力約束　〔２００６年０４月２９日〕

■北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母、早紀江さん（７０）は２８日、ブッシュ米大統領との
面会後にワシントン市内で記者会見し、大統領が「心を一つにして頑張ろう」と拉致問題解決へ
の協力を約束してくれたと語った。■早紀江さんは、疲れの色を見せながらも、大統領との面会
を無事終えて安堵（あんど）の表情。「大統領はわたしたちと同じような気持ちで受け止めてくれ
た」と述べ、大統領からの支援に強い手応えを得たとの認識を示した。■早紀江さんによると、
面会で大統領は「めぐみさんが無事に戻ってくるよう祈りたい」と表明。早紀江さんは「大統領の
言葉に感謝する」と話し、他の拉致被害者家族らとともに「一刻も早い解決を目指して頑張る」と
決意を新たにした。■また、早紀江さんが「大変お忙しい中、時間を割いていただき、ありがとう
ございます」と語ると、大統領は「人間の尊厳と自由について話せないほど忙しくはない」と気
遣った。■記者会見には、早紀江さんと一緒に面会に出席しためぐみさんの弟、拓也さん（３７）
や他の拉致被害者家族、支援関係者らも参加した。■拉致被害者家族会の事務局長、増元照
明さん（５０）は２８日、一足先に帰国の途に就いた。早紀江さんらは２９日にワシントンを出発、
３０日午後に成田空港に到着する。（共同）

★首相「米国の関心力強い」−大統領と早紀江さん面会で

■小泉純一郎首相は２９日午前、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの母、早紀江さんと
ブッシュ米大統領の面会が実現したことについて「米国の政府、国民が拉致問題に大きな関心
を持つという意味において、非常に力強いことだ」と評価した。■さらに拉致問題の解決に向け、
「できるだけ世界の世論を喚起し、北朝鮮が誠意ある対応をするように、日本としても粘り強く働
き掛けていかなければならない」と述べた。公邸前で記者団の質問に答えた。

★蓮池薫さん「解決に大きな転機」

■拉致被害者の蓮池薫さん（４８）＝新潟県柏崎市＝は２９日、横田早紀江さん（７０）とブッシュ
米大統領が面会したことについて、「拉致問題の解決にとってひとつの大きな転機だと思う。こ
れを機に新しい進展があることを心から願っている」とのコメントを発表した。

【拉致】横田早紀江さん、ブッシュ大統領との面会に手応え…「心一つに」と協力を約束
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