韓米両国は、共同で行使することになっている戦時作戦統制権の韓国軍移管に向けたロードマップ作成を来月末から本格化する。
尹光雄(ユン・クァンウン)国防長官は20日の定例ブリーフィングで、「このロードマップ作成に向けた実務推進計画を、
韓国合同参謀議長と韓米連合司令官が4月末に合意する予定」と述べた。ロードマップ最終案は10月に開かれる
韓米定例安保協議(SCM)に報告される。
尹長官はしかし「韓国軍が戦時作戦統制権を単独で行使するには少なくとも5年はかかる」とし、「今すぐにこの権限を持とうということではない」と明らかにした。
韓国に返還された在韓米軍基地の環境汚染問題に関し、「米軍は返還基地の環境汚染の改善に相当な誠意を表明している」とし、
「環境部に数回にわたり問題の深刻性を提起した」と付け加えた。
環境部は米国環境基準より高い水準の改善を要求しており、環境改善には5000億ウォン(約600億円)余が必要と推算されている。
韓米両国は21〜22日に国防部会議室で第7回未来安保政策構想(SPI)会議を開き、韓米同盟ビジョン、在韓米軍基地の移転・再配置、
軍事任務転換問題を協議する。
ソース
中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=73856&servcode=200§code=200