【インドシナ】日本政府、ベトナム原発の受注に意欲
日本の資源エネルギー庁が、原子力発電建設を見据えた官民合同ミッションをベトナムに派遣する。
政府と原子力関連業界が一体となって原発導入を支援するため、専門家の派遣など来年度(2006年
4月〜07年3月)から初めて5カ年での予算化(初年度は両国で5,500万円)も実現。日系企業の受注に
結びつける狙いだ。
ミッションは22〜25日にベトナムを訪問し、工業省、電力総公社(EVN)などの関係者と会談して原発
導入に向けた日本の支援策を説明する。参加者は同庁関係者のほか、社団法人・日本原子力産業
会議や日本原子力発電で、日立製作所、三菱重工業、東芝のメーカー3社も名前を連ねる。同庁は
NNAの照会に対し、「建設に際しての政府開発援助(ODA)支援を表明することは現時点ではない」
とコメントした。同ミッションは、ベトナムに先立ってインドネシアも訪問している。
ベトナム政府が2020年までをめどに導入を計画している原発は2,000〜4,000メガワット(MW)規模で、
総工費は30億〜40億米ドルになるとみられる。原発導入には、IAEA(国際原子力機関)をはじめ核
拡散防止への対応や安全規制の法整備を行う必要があり、日本はまずこれらの部門の専門家を派遣する。
ベトナムの原発計画にはフランスや韓国、ロシアが官民を挙げて名乗りを上げており、韓国は原発運営
の基本法となる原子力エネルギー法の草案作成にもかかわっている。一方、日本は原子力産業会議の
アジア原子力協力フォーラム(FNCA)など、産業界のみが関与していた。
■中南部に建設
原発の建設候補地は中南部のニントゥアン省とフーイエン省のいずれかで、建設のロードマップは4月まで
に完成させる予定だ。また、原子力エネルギー法を今年中に国会で通過させ、07年の施行を目指している。
その後、建設に向けた入札・発注、人材育成などの作業を考えれば、原発の稼働は早くても20年となりそうだ。
20年の原発稼働時のベトナムの総発電量は現在の約4倍の1,650億キロワット時(KWh)と推定される。しかし、
原発の発電量は1%強の20億KWh程度のため、「巨額投資の割に発電量が少ない」との指摘もある。また、
中部高原ダラット市には国内唯一の実験原子炉があり、約20年間運転しているが出力250KWと小さく、運転
作業員は旧ソ連の指導を受けた年齢層が中心。人材難が懸念されている。
なお、最近は原油価格の高騰によって、欧米で「原発回帰」のムードが出始めており、ベトナムの原発建設に
とっても一定の追い風となる可能性もある。
(NNA) - 3月20日8時33分更新
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060320-00000007-nna-int 関連ソース
http://www.shimbun.denki.or.jp/backnum/news/20060317.html 関連スレ
【電力】東芝、米ウエスチングハウスを6400億円で買収合意[06/02/07] (ビジネスnew+)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1139287755/ 【国内】原発技術者育成、アジアから留学生受け入れ…文科省方針[12/01]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1133441081/ 【ベトナム】振られた腹いせに爆弾のプレゼント〔03/21〕
1 :そごうφ ★ :2006/03/21(火) 12:05:46 ID:???
タイニン省のヴォー・ヴァン・ゴアンさん宅に13日、爆弾とナイフを持った男が押し入り、
ゴアンさん宅で爆弾を大爆発させた。幸い負傷者は出なかった。
この男は以前、ゴアンさんの娘と付き合っていたが振られ、
それ以降ゴアンさん宅に出向きナイフで脅したり、
「お前の家を更地にするぞ!」と脅迫電話をかけたりしていた。
[2006年3月14日 Tuoi Tre電子版]
ベトジョー・ベトナムニュース
http://viet-jo.com/news/sanmen/060315083524.html