【歴史】 韓・日・モンゴルの共通のルーツは『ジュシン族』〜中国東北工程に反論[03/14]

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2蚯蚓φ ★

>>1 続き
金ウンフェ教授はまず、考古学的に、中国の黄河文明とはっきり差別化された櫛目文土器、
琵琶形青銅剣、石墳、石造物などの特徴を持つ古代文明が遼河流域に存在し、徐々に遼東と
韓半島、日本に伝播された経路に注目した。ここに、現在のモンゴル族、満州族、韓民族、
日本民族が遺伝的に非常に密接しており、言語も類似しているという人類学と言語学の
研究結果を接合させた。また、これら種族の創世神話と建国神話に天孫神話と卵生神話が
融合し、名弓が登場する特徴を持ち、これらが建てた国名に鉄、鳥、日、明、朝、火、
金属など、互いに関連のある意味の単語が入っているという神話学的分析を結合させた。

金教授はこれを総合して、BC7世紀頃、アルタイ山脈で誕生した高度の青銅器技術を持つ
遊牧民族が、中国河北省や山東省まで南下し、再び漢族に追い出されて満洲に移動したが、
そのうち一部はモンゴルに西進し、一部は韓半島、日本に南進したと分析した。中国史書の
記録は、この種族が移動し続けたために時代的、空間的に相違が生じ、いくつかの名前で
混同されて呼ばれたに過ぎないという。まるで、今日の韓国人を地域によって朝鮮族、高麗人、
コリアンと呼ぶように。

●コリ族、ジュシン族の驚くべき類似性

では、この古代種族の名前はなぜジュシンなのか。その種族名は、大きくコリ系列とジュシン
系列がある。コリは、これらが初めて生まれたアルタイの種族名で、クリョ、コリ、コグリョ、
コリョなどに継承されたという。その語源は、銅や空を意味する可能性が高い。