【日中】「中国の民主化を待っている…もはや帝国が存在する余地ない」麻生大臣、米WSJ紙に投書★2[3/14]
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<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:
中国の歴史は極端に振れます。1842年、清がアヘン戦争に負け西洋の威圧的に力に屈服したとき、振り子は片方の端に振れました。
1949年、毛沢東が大躍進と文化大革命を先導したことで、本土はもう片方の端に振れました――両者とも現在は誤った政策とみなされています。
つい最近まで、中国の人々は「自分が何であるか」と「自分が何者でありたいか」、すなわち理想と現実のバランスをとる余裕がありませんでした。
重要なことは、中国は日本の失敗から学ぶことができるということです――私たちは「そこにいて、それをやってしまった」と言うべきものを持っています。
日本は前世紀に2回極端なナショナリズムを経験しました。解説すると、1964年、東京オリンピックの始まる直前、日本の青年がライシャワー駐日米国大使(当時)を刺した事件です。
その当時、アメリカの力と影響に対する日本の国民感情はまだ昂ぶっていました。北京の指導者の皆さんは、前述のような日本の経験から、自国で昂ぶりつつあるナショナリズムをよりよく処理する方法について学ぶ点があるでしょう。
日本が1960-70年代に経験した環境破壊についても、中国が日本の失敗から学べる分野だと思いますし、われわれとしては日本がそれを克服したことに勇気をもって欲しいのです。
軍事的存在感に関していえば、日本はアジアの自然な安定装置です。日米間には世界でも最長のパートナーシップがあります。それは透明であり、民主主義国家間の関係です。
もしどちらかの国が単独で行動すれば、眉をひそめる人もあるかもしれません。しかし両国が協調して行動すれば、もはや誤解される余地はありません。
中国を含めアジアのすべての国が、日米のもたらす自動安定化装置に頼ることができ、その公益は北京も利用可能です。
したがって、北京が現在不透明な軍事費――北京筋も認めた通り、ここ10年で3倍増した――を完全に開示することを、私は要望します。