100円から1000円程度の価格で販売されている金属製アクセサリー類に有害な鉛が含まれ、
健康被害の防止策が必要だとして、東京都は6日、国に規制措置を取るよう要請した。
都は乳幼児が誤ってのみ込まないよう注意を呼び掛けている。
都が76個の商品を調査したところ、携帯電話のストラップやブレスレット、
イヤリング、ピアス、リング、ネックレス、ヘアピンなど57個が鉛を含み、32個は含有率50%を超えた。
のみ込んだ場合を想定し21個の溶出検査をした結果では、
14個が米消費者製品安全委員会(CPSC)の暫定指針値を超えた。
うちブローチは指針値を56倍も上回っていた。
商品は中国、韓国製などで、都は子供が誤飲した場合、
脳障害や神経系への悪影響を生じかねないとしている。
(共同通信) - 3月6日19時39分更新
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