【米中】汚職幹部海外亡命阻止で米中司法協力展開−ＣＲＩ[02/23]

アメリカ司法省はこのほど、同国に亡命した中国銀行の汚職幹部を提訴しました。

中国国内メディアは「これは中国とアメリカの司法協力の成果であり、
４０００人にのぼる海外亡命中国人幹部に対する威嚇でもある」としています。

２００１年１０月、中国銀行広東省開平支店の主要幹部許超凡、余振東、
許国俊三人が４億８０００万ドルの公金横領に関与したことが発覚し、警察機関の捜査を恐れ、海外に亡命しました。

中国公安省は国際刑事警察機構を通じて国際手配を行ない、三人はアメリカで身柄拘束されました。

２００４年２月、被告の余振東氏は違法入国、不法移民、
マネー・ロンダリングと三つの罪で懲役１２年の実刑判決が下されました。

その後、アメリカ側は余振東氏を国外追放し、中国側に身柄を引渡しました。

現在、許超凡と許国俊両被告は詐欺、マネー・ロンダリングなどの罪でアメリカ司法省に提訴され、
来月２７日に公判が行なわれることになっています。

中国の法学者は「中米両国の法執行機関の協力で中国銀行開平支店公金横領事件の調査・審理が進展している。
これは中国が腐敗対策について展開した国際協力の一里塚であり、
海外亡命汚職幹部全員に対する威嚇である」としています。

多くの国で海外亡命による刑事責任の回避は汚職者の手段であり、中国ではここ数年、
汚職・公金横領など海外に亡命した幹部は４０００人にのぼり、
これによって外国へ流出した資金は５００億ドルに達しています。

腐敗は悪であり、腐敗事件発生国の国家資源、民主体制、社会安定が大きく脅かされただけでなく、
マネー・ロンダリングを含め、経済犯罪、組織犯罪など他国への重大犯罪も発生しています。

中国公安省経済犯罪捜査局の高峰副局長は「他国亡命汚職者の天国はイコール、資金洗浄、
査証詐欺など組織犯罪者の天国である。ラスベガスのギャンブル場は汚職亡命者の集中する地であり、
これらの者が一回で何十万、何百万ドルを投じている」と語りました。

身柄引渡しされた余振東氏は「アメリカではよくギャンブル場に行った。目的は横領公金の洗浄であり、
法執行機関による資金源調査を回避するためである」と語りました。

ところで、マネーロンダリングの防止と腐敗取り締まりは各国と地域の共通の責任です。
汚職をした役人を指名手配するのが国際的な動きとなり、各国が腐敗取締りに力を入れ、
真摯に共同行動を取れば、司法体制の違いを乗り越え、腐敗取締りという共通目標で一致できるでしょう。

中国はすでに「国連腐敗取締り条約」に調印しています。海外に逃亡している汚職役人に対して、中国政府は、
国際的協力によって相手国に引き渡すよう必ず努力すると繰り返し表明しています。
北京師範大学国際刑法研究所の黄風所長は、アメリカに亡命している中国銀行開平支局の余振東氏について、
「アメリカで刑罰を受ければ済むというわけにはいかないのです。もう一つの法的結果、つまり、
国外追放が待っています。だから、中国に戻って審判を受けたほうが賢明な選択であると思います。」

1993年から2005年1月まで、国際刑事組織との協力によって、
合わせて30以上の国から230人あまりの容疑者が中国に引き渡されました。今年1月に入って以来、
関係部門は逃亡中の容疑者を指名手配しており、これまで、200人以上が検挙したほか、
90人あまりが自首したということです。

ソース：ＣＲＩ（中国国際放送局）
http://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/02/22/[email protected]

関連スレ：
【中国】党幹部の腐敗根絶へ躍起、政府方針…拝金主義にメス、信頼回復狙う[02/22]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1140561185/

近い将来、支那の役人共は体内にﾏｲｸﾛﾁｯﾌﾟと
超小型ﾘﾓｺﾝ爆弾が埋め込まれます・・・。m9(´ー`)

3なら支那滅亡！！

４０００人、５００億ドルってスゲーな
あまりにもケタがすごすぎて実感がわかねー
やっぱ中共は史上最悪の国家だな

中国進出をはたした日系企業を対象に
中国共産党幹部（現地役員待遇）が帳簿を改ざんし、横領した金額は、

2004年実績で【高飛び亡命した中国共産党員幹部160人】総額6000億円）
2005年実績で1兆円

日本の汚職役人も捕まえてくれ。
中国で死刑にしてくれ。

やっと動いたか米国は。しかし米も大変だ。