その他の内容などの要約
・台北県長(国民党)周錫瑋は19日に烏来の記念碑を実地に視察
・周錫瑋は県政府の行政上のミスを追究するほかに、記念協会に自主的に一週間
以内の移転を再度求める。移転しない場合は県政府が撤去する。
・(その他周錫瑋語録)記念碑の内容と日本人かつて行った慰安婦と軍扶に対する
強制徴用に対して、日本は謝罪と賠償をすべきである。また記念碑の碑文は日本の
大和精神と軍国主義精神を宣揚しており歴史を歪曲するもので妥当なものではない。
李登輝が記念碑の除幕式に参加したのには失望、台湾が過去に尖閣諸島、慰安婦の
賠償請求にとった態度はあまりに弱腰だ、李登輝は国民に説明すべき。
・高砂義勇隊記念協会の簡源福は「撤去されればすぐにも抗議する」
・記念碑に対する見方は二分。ある観光客は、高砂義勇隊は日本統治下に南洋に
従軍したのであって、その歴史は抹消できない。日本人が資金を出して立てたの
で碑文は自然と日本語が主になるのであって、過度に干渉すると容易に政治問題に
なる、と話す。
以上、『中国時報』(国民党よりの新聞。三大紙の一つ)より。
http://news.yam.com/chinatimes/politics/200602/20060220232604.html