「パワー・プログラムはW杯直前に使う」
サッカー韓国代表のディック・アドフォカート監督(59)が、06年ドイツW杯にむけた青写真を発表した。
アドフォカート監督は24日、「現時点で選手たちの体力を増進させる『パワープログラム』は要らない」と述べた。
パワープログラムは、02韓日W杯の時、ヒディンク元監督が選手たちの体力増進のために使った方法。
アドフォカート監督は、「今回の海外合宿は試合を通じたトレーニングだ。
多様な戦略戦術と世界サッカーの流れを学ぶ段階だ」と付け加えた。
監督は、本大会に向けた準備を3段階に分けてやっており、
パワープログラムはW杯直前に実施する予定だと明らかにした。
▲第1段階/まず世界サッカーを学べ
アドフォカート監督は、「選手たちが『先進サッカー』を学ぶのが重要だ」と強調した。
海外合宿では、3〜5日間隔で行われる強豪チームとの試合を意識した練習と、
不足部分を補完する反復練習の過程を通じて、選手たちに世界サッカーの流れを学ばせるということ。
監督が目指す「分析に続く処方サッカー」で、選手に経験を積ませ、
国際試合の感覚を身に付けさせるというのが目標だ。
▲第2段階/リーグに専念せよ
3、4月はJリーグやKリーグに専念させる一方、短い召集練習で選手たちのコンディションをテストする段階。
02年ヒディンク元監督の参謀だったピム・ファーベーク首席コーチは、
今回の海外合宿でパワープログラムを行わない理由について、
「選手たちはクラブに戻るため、実施しても無駄だ。評価戦を準備する過程でも体力を引き上げる練習が
含まれているため、大きな問題はない」
と述べた。
▲第3段階/パワープログラムで体力と戦力強化
1、2月の海外合宿のメンバーと欧州派の中から、最終エントリー23人を選び出し、
本格的に組織力など戦力を高める段階。
ファーベークコーチは、
「W杯直前にはパワープログラムなど多様な科学的方法を実施する」
と述べた。02年の時、ヒディンク元監督が「周期化原理(周期によって練習強度を高めたり低めたりしながら、
韓国選手のコンディションを最大限引き上げる科学的方法)」などを実施して4強神話を創り出した。
アドフォカート監督は、「専門フィジカルトレーナーは5月に合流する」と述べた。
もちろん、強いチームとのW杯最終リハーサルも予定されている。
李容秀(イ・ヨンス)KBS解説委員(世宗大学教授)は、
「海外キャンプを通じて本戦に行く23人を選び出し、W杯直前に集中して練習させるという意味のようだ」
と分析した。
東亜日報
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