TVBSの世論調査:95%の回答者が、年夜飯(*1)は家族と一緒に食べる
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あと2日で、全ての家族が再開する旧正月休暇に入るが、
台湾のCATV局TVBSの世論調査センターが調べた最新の調査結果によると、
95%の回答者が、家族と一緒に大晦日の夕食を食べるという。
また、85%が家でその食事を作って食べるといい、8割近い人が廟の中で祈りを捧げるという。
さらに、58%の人が光明灯を灯したり安太歳(*2)を計画しているという。
また、67%は今年使うお金は昨年とそう変わらない予定し、2割の人が昨年より少ないと答えた。
27日の小年夜(*3)は、各地で帰郷して年越しをする人がひっきりなしになるが、
台湾各地の量販店の正月用品売り場も、かきいれどきとあって、大量の品を並べており、
主婦達も年越し前に正月用品の準備をするため積極的に買い求めている。
調査結果によれば、66%の人が「粗悪な正月用品」を掴まされるのではないかと心配し、
37%の人が高速道路が渋滞しないかと心配している。また、44%の人が新年を祝う際に
家を開けることを心配していた。年越し期間の治安問題は、新任の内政部長である李逸洋の
最初の試練となりそうだ。
年夜飯と守歳(*4)は、国民の伝統的な慣わしだが、近年ではホテルやレストランで
年夜飯を食べる風潮が広まってきている。しかし調査によると、なんと85%以上の人が
自宅で料理するといい、レストランやコンビニに注文するというのは5%で、
ホテルやレストランで食べるという人はわずかに3%であった。
(以下略)
★ ソースは、台湾国際放送 [台湾] とか。(一次ソースは、民生報 [台湾] )
http://www.rti.com.tw/News/NewsContentHome.aspx?t=1&NewsID=18812 (中国語・繁体字)
(*1) 大晦日の夜に家族で囲む晩御飯のこと
(*2) 台湾では、年男(太歳)が厄年なので、1年の平安を祈ることをこういうそうです。
(*3) 大晦日の前の日の晩を指す。
(*4) 大晦日の夜の寝ずに越すこと。