2020年には韓国の1人当たりの国内総生産(GDP)が4万5000ドルとなり、世界10位の経済国に浮上するとの予想が出てきた。
産業研究院は開院30周年を記念して19日、ソウル・グランドインターコンチネンタルホテルで
「韓国産業の発展ビジョン2020」をテーマに国際セミナーを開き、こうした展望を提示した。
研究院は生産人口の減少・労働時間の短縮・投資率の低下などで国の成長潜在力が落ち、2020年まで経済成長率は
平均4.6%にとどまると予測した。
輸出に過度に依存している経済構造は、内需の回復とともに輸出・内需の均衡がとれた先進国型に変わると見通した。
これに伴い、2001−2004年に45%にすぎなかった民間消費と投資の成長寄与率が、2005−2020年には95%に高まると予測した。
産業別には、2020年にも造船は世界1位を守るほか、電子・半導体は現在の4位から3位に、鉄鋼も6位から3位に浮上し、
自動車は7位を維持すると予想した。
製造業の世界輸出市場シェアは2004年の3.5%(8位)から2020年には4%に高まり、世界7位になると見込んだ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=71893&servcode=300§code=300