【フィリピン】判事射殺 法曹関係で相次ぐ受難 政府はイメージ悪化懸念[01/17]

このエントリーをはてなブックマークに追加

フィリピン:判事射殺 法曹関係で相次ぐ受難 政府はイメージ悪化懸念
---
昨年暮れ、マニラ首都圏パサイ地裁のヘンリック・ギンゴヨン判事(53)が
自宅近くで男に射殺された。フィリピンで殺害された判事は99年以降10人目となり、
国際社会でのフィリピンのイメージの低下を心配する政府は、
殺害動機の早期解明や、他に主犯がいないかどうかの確認を捜査当局に命じている。

ギンゴヨン判事は昨年12月31日昼過ぎ、
マニラ南郊カビテ州の自宅近くにあるスポーツジムから歩いて家に戻る途中、
オートバイに乗った男らに銃撃された。数発の銃弾を受けた判事は病院への搬送途中、死亡した。
警察当局は今月、実行犯とみられる容疑者数人を逮捕・拘束した。
容疑者は「15万ペソ(約30万円)で殺害を請け負った」と供述した。
しかし、動機は不明なままで、当局はほかに主犯が存在するとの見方を強めている。

事件が注目を集めたのは、ギンゴヨン判事が、マニラ国際空港第3ターミナルの所有権をめぐり、
フィリピン政府と、ドイツや日本の企業が投資して設立した運営会社が争う訴訟を
担当した人物だったからだ。
(中略)判事は昨年1月、政府に対して、運営会社への補償金支払いを命じる、
政府にとって不利な判決を下した。同年末、最高裁もギンゴヨン判事の判決を支持した。
(中略)捜査当局は、判事が下したさまざまな事件の判決と射殺事件の関連性について
「不明」と発表している。しかし、地元メディアは、事件の背景と判決の間に
何らかの関係があるのではとの見方を示唆している。

フィリピンでは近年、判事だけでなく、弁護士などの法曹関係者の受難が相次いでいる。
フィリピン最高裁のまとめによると、99年以来、何らかの形で殺害された判事は
ギンゴヨン判事で10人目。04年には銃撃や待ち伏せ襲撃で3人の判事が死亡している。

フィリピンの法曹関係者や法律を学ぶ学生らで組織する
「自由擁護協議会」が作成した資料によると、
05年に弁護士を狙ったとみられる事件は15件発生し、うち7人が死亡している。
同協議会は「多くの法曹関係者が脅迫や嫌がらせを受けている」と公表した。

事件後、フィリピンでは「判事も武装して身の安全を図るべきだ」との意見が出た。
しかし、国会議員らから「他の公務員からも『身の安全を守るため武装したい』
という声が出たらどうするのか。銃の力が法に優先するような社会にすべきではない」と、
フィリピン社会のイメージ悪化を懸念する声が上がるなど、政府は有効な対策を打ち出せない状態だ。

★ ソースは、毎日新聞 [日本] とか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/philippines/news/20060117ddm007030025000c.html
2<:2006/01/17(火) 21:50:40 ID:xlX0KanI
出所した犯罪者を殺しまくってる、リアル処刑人の知事さんがいるくらいだからね。
フィリピンじゃ法律はあってないようなものか。
3<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2006/01/17(火) 22:40:21 ID:0IbXNUUH
クソだな!
4<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2006/01/17(火) 22:42:42 ID:6k0kU//a
イタリアとどっちがマシなのだ。
5<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2006/01/17(火) 23:58:29 ID:LH/kvlvw
ほう、そう。(法曹)
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
別にイメージ悪化してないよ。悪化しようがないじゃない。