【インドネシア】ユドヨノ大統領「日本とは敵対関係にあったが過去を問う考えない」山崎前副総裁に[1/9]
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『スカルノの生活と闘争小史』の著者ユナン・ナスシオンは、同書の結論のなかでこう述べた。
「日本の占領中にスカルノは、表面上日本軍に協力していたが、心のなかでは
日本から何らかの理想的な変革が得られるとは思っていなかった。
彼の目的はこの協力を利用して、その円熟した外交手腕を伸ばし、
インドネシア民族運動にとって有利な手を打とうとしたのである。もし民族運動指導者が
このチャンスをとらえて、うまく対処できなければ、恰も四方八方敵に囲まれているかのように、
戦っても敗れることになるだろう。もし環境に適応して協力政策をとって、
上べだけ日本に服従しているかのように見せかければ、十回たたかれても、
九回は身をかわすことができよう、というのが民族指導者たちの一致した考え方であった」
この点に関しては、スカルノ自身がAP記者に対し露骨にこう述べている。
「どのインドネシア人も、なぜ私が日本人に協力するかを知っていた。日本の目的はもとより
インドネシア人を利用して、侵略の道具に使おうとしていたから、インドネシア民族の独立を
許すという出たら目な約束を何度もやったのだ。ところが最後になって、日本人は逆に
われわれの道具となり、われわれの民族独立という目的が達成された。われわれは
出来うる限りすべてのチャンスを利用して、情勢全般を掌握してきたので、今や世界には
われわれフ手中から、この独立の成果を奪い取るような国家がなくなった」