【韓国】「どうしてオッパ(お兄ちゃん)?」『TBS輪舞曲−ロンド』セリフで論難[1/19]
韓流スターのチェ・ジウのドラマが日本で面白い『セリフ論難』をもたらしている。
チェ・ジウが主演を引き受けた日本のドラマでの『オッパ(お兄ちゃん)』という韓国語の
セリフを巡って日本の視聴者が適切かどうかに対して攻防戦を広げている。先日の
15日に視聴率20%という大成功な成績でスタートを切ったチェ・ジウ主演のTBSドラマ
【輪舞曲−ロンド】で展開されている珍しい風景だ。
このドラマは父親を捜しに日本に来た韓国人女性のチェ・ジウと、組職にしのび込ん
で捜査をする日本の刑事竹野内豊を男女の主人公で仕立てた作品。チェ・ジウ、
イ・ジョンヒョン、シン・ヒョンジュンなどの韓国俳優も多数出演し、日本ドラマでは異例
なほど韓国語のセリフがかなりの割合を占めている。
このドラマは言葉が通じないチェ・ジウと竹野内豊の関係に仲介役を担当する人物で
竹野内豊の弟分にあたる『ヒデ』という人物を配置した。問題は韓国語と日本語を差し
支えなく2人の通訳をこなす『ヒデ』役の佐藤隆太が同じ男性である竹野内豊を『オッパ
(お兄ちゃん)』と呼ぶということ。
これに対して日本の視聴者は放送が終わった途端にドラマのホームページ掲示板に
「韓国で“オッパ(お兄ちゃん)”は女の呼称なのにどうしてお兄ちゃんと呼ぶのか」と
積極的に疑問を現わし始めた。
以後サイバー上では「佐藤隆太が竹野内豊に対して同僚以上の愛情を持っている事を
表す象徴的な呼称だから理解できる」と言う意見と「どんな背景があっても違和感がある」
と言う見解が対立して舌戦をしている。
韓国俳優の主演ドラマが日本のゴールデン枠で大ヒットの視聴率をあげた事や、日本人
達が韓国語を巡って討論をする事などこれまで前例の無い事なので関心を集めている。
もちろん今度の呼称はチェ・ジウと直接の関連がないが、国内ドラマで呼称のため論難を
生んだチェ・ジウが日本の出演作でも呼称論難に間接的に巻き込まれたという事実も
皮肉だ。
様々な反響を呼んでいる【輪舞曲−ロンド】は去る9日から15日まで放送された日本の全
TV番組の中で視聴率7位を記録した。ドラマの中ではフジTV『西遊記』(29.2%)に続いて
2位となる凄い成績だ。
(スポーツ朝鮮)
http://sports.hankooki.com/lpage/entv/200601/sp2006011907572558390.htm (写真)
http://photo.hankooki.com/gisaphoto/20060119/coming200601190757240.jpg (TBS輪舞曲−ロンド公式HP)
http://www.tbs.co.jp/rondo2006/ (TBS輪舞曲−ロンドBBS)
http://www.tbs.co.jp/rondo2006/bbs/bbs003_001.html