日本のODAを批判 インドネシア副大統領
【ジャカルタ26日共同】インドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストは26日、ユスフ・カラ副大統領が、
東京で開かれたインドネシア人の会合で、最大援助国である日本の政府開発援助(ODA)について、
借款供与に偏重しており自国の利益にならないと批判、対日依存からの脱却と中国重視を訴えたと
報じた。
インドネシアは日本にとっても、最大のODA供与国。対外債務がインドネシアの重荷になっている
ことから、日本は2000年度から円借款などの返済繰り延べを実施している。非政府組織(NGO)は
インドネシアを借金漬けにしたと日本を批判しているが、首脳級による批判は異例。
同紙によると、副大統領は「一国(日本)に頼っていてはならない」と述べた。また、日本の援助は
借款に力を入れすぎ、日本側の利益の方が大きいとして「借款は支援と呼べない」と批判、中国との
経済関係を重視する姿勢を示した。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006012601002475 ところがジャカルタポストは、
ttp://www.thejakartapost.com/detailnational.asp?fileid=20060126.C01&irec=0 If it comes from Japan, call it a loan, not aid: VP
Muninggar Sri Saraswati, The Jakarta Post, Tokyo
共同の記事は完全には誤りではないが、完全に正しくは無い。イメージの意図的操作がある。
経済低迷で苦しんでいるインドネシアが、政府ローンがあるからといって無制限に開発プロ
ジェクトに走るのは誤り、というニュアンスが強いような。