拉致疑惑で新潟市男性を追加
特定失踪(しっそう)者問題調査会(荒木和博代表)は26日、北朝鮮による拉致の疑いを排除できないとして、昨年に聖籠町の沖合約4キロで操業中に行方不明になった新潟市の漁業小山修司さん=失踪当時(43)=を失踪者リストに追加したことを発表した。
調査会によると、小山さんは昨年6月6日、一人で新潟西港を出港。仲間の船が無線で呼び掛けたが応答がなく、現場で発見された船に長靴が片方だけ残されていた。
長靴の近くに緑色の粘土質の塗料が落ちており、家族が新潟海上保安部に鑑定を依頼することにしている。調査会は「工作船と衝突した可能性も捨てきれない」としている。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2005122629804