14日、韓国Samsung電子、ケーブルテレビ事業者の米Charter Communications、
日本ビクター(JVC)、米Mitsubishi Digital Electronics America、
メディアコンテンツ企業の米NBC Universal、米Sun Microsystemsの6社は、
HD AVネットワークに関する規格策定を行う団体
「HANA(High Definition Audio Video Network Alliance)」を結成した。
HANAはHDクオリティのコンテンツを、
安全かつ安定的に供給するために必要な技術規格の策定を目的に、Samsung電子の呼びかけにより結成された。
創立には上記6社に加え英ARM、半導体メーカの米Freescale Semiconductor、
広帯域の無線規格UWB(Ultra-WideBand)技術の開発に取り組む米PulseLINKも協賛として加わっている。
HANAによる技術は、高精細(HD)テレビや次世代DVDプレーヤ、デジタルカムコーダ、
ケーブルテレビ用セットトップボックス、ホームシアターなど幅広い分野の製品に適用されるという。
実際にその技術が適用された商用製品が出るのは来年下半期となる予定だ。
「具体的な技術内容は、これから本格的に取り組んでいくことになる」(Samsung電子担当者)
ということで細かな技術仕様などは未確定のようだが、
携帯電話やデジタルカムコーダなどの機器同士でのコンテンツ共有を可能にするため、
コピー防止技術「AACS」などの技術を取り込む方針であるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000095-myc-sci