6か国会談が無期限で延期される可能性が高くなっている。
北朝鮮・外務省は米国の金融制裁と犯罪政権発言などにより北核6か国協議を無期限延期すると
いう立場を明らかにしたとAFP通信が11日(米国時間)報道した。
北朝鮮・外務省スポークスマンは「北朝鮮を犯罪政権だとした駐韓米国大使の発言を見ると、米国は
口では会談をしようと言っておきながら、実際には6か国会談を滅茶苦茶にしようとしている」とし、
「6か国会談への参加を無期限(indefinite period)延期するほかないと話した」という。
北朝鮮は北朝鮮のドル資金の窓口「Banco Delta Asia」銀行に対する金融制裁問題解決のための
会談が開催されない状況の中、アレクサンダー・ヴェルシュボウ(Alexander Vershbow)駐韓米大使の
「犯罪政権」発言に対し強硬な立場を示しているようだと同通信は伝えた。
これにより韓国が進めている済州(チェジュ)道6か国協議主席代表会同も開催が不透明な状態となっている。
■ース 朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/12/12/20051212000006.html