【韓国】社会統計調査発表、「悪いのは他人」意識が蔓延[11/26]

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1蚯蚓φ ★

韓国人は一般に、自分は障害者を差別しないし、法もよく守るのに、他の人達はそうで
はないと思っていることが分かった。また老人の2人に1人は子供と離れて暮したがっ
ていることも調査された。

統計庁は 25日こんな内容を記した「2005年社会統計調査結果」を発表した。この調査は
今年 6月全国 15才以上 7万人を対象で行われた。

○‘お前のせい’ 意識蔓延

障害者に対する意識調査で調査対象の 89.1%は「私は障害者を差別しない」と答えた。
一方「(私を除いた) 他の社会構成員たちは障害者を差別する」と答えた人々は 74.6%
にのぼった。調査に参加した障害者の 71%は「社会が差別する」と返事した。多くの
障害者が差別を体感しているという意味だ。この統計で見れば、個人的に障害者を差別
しないと答えた人々も自分も知らない間に差別した可能性がある。

遵法精神に対する質問でも同様の結果が出た。調査対象の 64.3%が自分は法を守ると
返事したのに比べて、他人も法をよく守っているという回答は 28%に過ぎなかった。
自分が法を守らない理由の中には「他人が守らないから」という答が 25.1%で一番
多かった。法を破る理由を他人のせいにしたわけだ。

梨花女大、金聖二(キムジョンイ・社会学) 教授は「倫理意識はあるものの、実際行動
に移すことができない人が多い社会では、構成員たちが自分の過ちを他人の過ちとして
表現する傾向がある」と言った。

○老人 2人に1人が「別に住みたい」

60歳以上老人中 52.5%は、子供と離れて暮したがった。性別では男の 58.0%, 女は 48.4%
が独立生活がほしかった。現在は年寄りの 40.9%が子供と一緒に住んでおり、この割合は
都市(47.9%)が農漁村(26.8%)より高かった。老人世帯主 2人に1人は生活資金の用意計画が
ないことも分かった。

統計庁、崔然玉(チョ・エンオク)雇用福祉統計課長は「高齢化問題を解決するために
は社会が引き受けなければならない負担がもっと大きくなるしかない」と憂慮した。

ソース:東亜日報を抄訳<韓国人たち、ややもすると “お前こそちゃんとしろよ”>
http://www.donga.com/fbin/output?f=todaynews&code=c__&n=200511260102&main=1