最近、平壌(ピョンヤン)のマンション団地では、ベランダに窓を設ける工事が広がっている。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が発行する月刊誌「祖国」の12月号の報道によると、
北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の特別指示による措置。
韓国では建設交通部が「ベランダ拡張を許す措置」を取って以降、
空間を效率的に使うための工事がブームとなっているが、
平壌のベランダ工事は冬支度のためだ。
同誌は、平壌市建設指導局チョ・ソクホ副局長の話として「実験的にベランダの外側に窓を設けたマンションは、
そうでない家に比べて室内温度が3〜4度も上がった」とした。
元々、平壌市内のマンションにはベランダに窓を設けることができなかった。
最近行われているマンションのリノベーション事業のため、窓を設けるのが禁じられていたからだ。
ベランダの窓に付けるガラスが不足している実情を反映するもの。
そのため、平壌のマンションのベランダは、外部にそのまま露出されていた。
同誌によると、ベランダに窓を設けて以降、主婦の生活もさらに楽になった。
これまで、平壌市民は美観のためベランダに洗濯物を干すことができなかったが、
窓を付けた後、空間を自由に利用できるようになった、とのこと。
ソース:中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=70028&servcode=500§code=500